再交代させられたファン・ウィジョ「負傷、深刻ではない…すぐ良くなる」
ニュース1
※一部要約
韓国は27日、ソウルワールドカップ競技場で行われたカメルーンとの評価試合で、前半35分に炸裂したソン・フンミンのヘディング決勝ゴールにより1-0の勝利をおさめた。
勝利で試合を終えたが、ファン・ウィジョは笑うばかりではいられなかった。
後半27分、チョン・ウヨン(フライブルク)に代わって競技場に投入されたファン・ウィジョは、腰に不具合を感じてまともにプレーできなかった。
結局、ファン・ウィジョは後半37分にペク・スンホと再び交代させられてこの日の試合を終えた。
幸い、ファン・ウィジョは試合後に両足で歩いてロッカールームを出てきた。
ミックスゾーンで取材陣と向かい合ったファン・ウィジョは「23日のコスタリカ戦が終わってから腰が良くなかった。速いスピードで走る過程で腰の筋肉に痛みを感じた。我慢して走ろうとしたけど、痛みが激しくて競技場を出た」と交代の状況を説明した。
続けて「負傷は深刻じゃない。単なる筋肉痛」として、「治療してリハビリをすれば良くなるだろう」と付け加えた。
"もしファン・ウィジョが外れるなら"…ベント監督はSTを選ぶか?
インターフットボール
※一部要約
起きてはならないことだが、もしファン・ウィジョが負傷やコンディション乱調で外れるなら、ベント監督はどのような代案を前に出すのか。
1オプションはソン・フンミンのゼロトップだ。
ベント監督は最近になり、ソン・フンミンをウインガーではなく最前方で起用するケースが多かった。
フリーロールを与えたり、ファン・ウィジョやチョン・ウヨンらと2トップを構成させた。
ソン・フンミンに最大限の自由を与え、攻撃の関与度を上げようとする意図であった。
チョ・ギュソンが2オプションだ。
チョ・ギュソンはがっしりしたフィジカルを持っており、全北現代と金泉尚武を経て技量を証明した。
ファン・ウィジョのように連携能力が良い。
得点力も備えた資源である。
ベント監督からストライカーの2オプションに完全に選ばれているだけに、ソン・フンミンを最前方に置かなければチョ・ギュソンを選ぶだろう。
ストライカーを抜擢する可能性はなさそうに見える。
ベント監督はファン・ウィジョとチョ・ギュソンを除いて6人のストライカーを実験した。
Kリーグ1を爆撃したチュ・ミンギュはただの一度も選ばれなかった。
ファン・ウィジョとチョ・ギュソン以外のストライカーを選んだことはあるが、非常に遠い昔のことである。
構想にないと見るのが正しい。
残り2ヶ月でターニングポイントが必要な"ベント号の皇太子"ファン・ウィジョ
スポーツ京郷
※一部要約
キム・テギルスポーツ京郷解説委員は「競技場でファン・ウィジョのジェスチャーや競り合いなどを見ると、確かにコンディションが良くないというのが感じられる」として、「これまで上手くやってきたファン・ウィジョがスランプに落ちた点は残念な部分」と語った。
ファン・ウィジョは全天候ストライカーだ。
体格条件やスピード、制空権がずば抜けているわけではないが、絶えず勤しんで動いてスペースを作り出し、パス連携能力が卓越している。
集中力のある速いテンポのシュートでゴールを上げる技術もまた優れている。
ファン・ウィジョはヨーロッパ5大ビッグリーグで1シーズンに10ゴール以上(フランス、2シーズン連続)を決めた歴代5人目の韓国選手の1人である。
ファン・ウィジョは解決士の能力だけでなく、ワールドカップ本戦でソン・フンミンに集中する守備の牽制を分散させるカードとして期待を集めているが、現在グラウンドでその強みはやや霞んできた。
キム・テギル委員は「コンディションが良いときは一瞬の隙でゴールを成功させられる選手だ。だが今は多くの(出場)機会でも、チャンスのときにそのような姿を見せることができていない」とした。
続けて「全体的に見ればカメルーン戦の負傷も体が完全ではないという証拠」と付け加えた。
ファン・ウィジョは昨シーズンに所属チームのボルドーが2部に降格し、新しいチーム(オリンピアコス)に移籍した。
そのような過程で出場機会がかなり減り、少なからず影響を受けているようだ。
キム・テギル委員は「ワールドカップまでの残り時間で所属チームでの活躍が重要」として、「ファン・ウィジョが最終エントリーから脱落する可能性はないが、不振が長引けばベント監督も戦術的変化を考慮しないわけにはいかないだろう」と語った。
ワールドカップまであと2ヶ月も残っていない。
所属チームに復帰したファン・ウィジョがその間に、どのような反転をするのか視線が集まっている。
※オリンピアコスで出場を続けてればたぶん復調するんじゃないかな……。