フライブルク"右ウィンガー"チョン・ウヨンか堂安律か、"攻撃ポイント"が決める
スポーツ春秋
※一部要約
"新型酸素タンク"チョン・ウヨンが2022-2023シーズンに突入した。
SCフライブルクは8月6日午後10時30分、ドイツ・バイエルン州アウクスブルクのWWKアリーナで行われたドイツ・ブンデスリーガ1ラウンドのアウクスブルクとの対決に4-0で大勝した。
チョン・ウヨンは後半37分に交代でグラウンドを踏んだ。
4-0で勝負が傾いた状況だった。
何かを見せるには時間が短かった。
チョン・ウヨンは昨シーズンにゼロトップ、中央攻撃型MF、右サイドアタッカーなど様々な役割を担った。
チョン・ウヨンはその中で右サイドアタッカーとして最も多くプレーした。
堂安は2022-2023シーズンのチョン・ウヨンの強力なライバルだ。
堂安はDFBポカール1ラウンドのカイザースラウテルンとの対決でFK決勝ゴールを炸裂させるなど、強烈な印象を残している。
堂安はヨーロッパの舞台での経験が豊富である。
ガンバ大阪で技量を磨いた堂安は2017-2018シーズンから欧州リーグで活躍中だ。
堂安は正確な左足のキックを前面に出した攻撃ポイント生産能力が強みの選手である。
堂安はプレシーズンに続いて新シーズンの初戦でも得点砲を稼働させ、フライブルクのクリスティアン・シュトライヒ監督の目につくようにした。
チョン・ウヨンは例年よりも激しい主戦争いを避けることができない。
この競争で生き残る最も確かな方法は、より多くの攻撃ポイントを記録することだ。
チョン・ウヨン、フライブルクの主戦になったと思ったが…ライバルが登場した
スポーツ京郷
※一部要約
この日、チョン・ウヨンは先発出場した堂安律と交代して後半37分に投入された。
昨シーズンにフライブルクの主戦アタッカーに成長したチョン・ウヨンにライバルができた。
チョン・ウヨンはフライブルクでの活躍によって、去年3月に日本との親善試合で初めてA代表に抜擢された。
その後、2022カタールワールドカップ予選と6月のAマッチにも着実に出場している。
フライブルクでの活躍はチョン・ウヨンのA代表での立地にも直結する。
堂安はこの日、後半33分にチームの4ゴール目を放って華やかにデビュー戦を飾った。
ドイツのスポーツメディア"キッカー"は、堂安を開幕戦のベスト11に選定したりもした。
ドイツ公営放送のSWRは6日の試合後、「堂安は正確なシュート技術を持ち、巧みなボールコントロールと素早い動作が印象的な選手」と評価した。
フライブルクの主将であるクリスティアン・ギュンターは「堂安は我々のチームに絶対的に必要な資産だ。彼は貪欲な選手」と語った。
堂安は昨シーズン、オランダ・プロサッカーのアイントホーフェンでプレーして、リーグ24試合で8ゴールを記録した。
フライブルクが移籍金850万ユーロという大金を投じて獲得した。
ポジションも右ウィンガーか攻撃型MFでチョン・ウヨンと重なる。
チョン・ウヨンは所属チームで主戦の地位を固めるためにも、A代表に安着するためにも、今シーズンに堂安と争わなければならない。
新シーズンの容易ではない挑戦が始まった。
堂安律に押されたチョン・ウヨン?シーズンは長くチャンスは多い
フットボールリスト
※一部要約
現在までは堂安の立地が広がっているだけに、チョン・ウヨンの立地が狭くなったように見えるが、再び主戦のポジションを取り戻すチャンスは十分多い。
チョン・ウヨンは昨シーズンのリーグ34試合中32試合に出場し、そのうち先発が23回だった。
攻撃ポイントがなかった期間も着実に先発でプレーした。
強力な前方プレスやパスの連結など、戦術実行能力をクリスティアン・シュトライヒ監督が高く評価した。
今シーズンはUEFAヨーロッパリーグもある。
11月に開かれる2022カタールワールドカップの前にヨーロッパ対抗戦のグループリーグを終わらせる日程なので、例年より試合の負担が大きい。
ローテーションシステムを好むシュトライヒ監督は、2列目のすべての資源に満遍なくチャンスを与える可能性が高い。
特に強いチームを相手にするとき、持っている交代カードをすべて活用するシュトライヒ監督は、チョン・ウヨンを先発で起用して試合中盤までチームプレーを任せ、その後で体力が備蓄された選手に替える戦術を好んで使ってきた。
この戦略は今シーズンも有効だとみられる。
※とりあえず堂安が好スタートを切って良かった……。