"兵役忌避→韓国パスポート無効"ソク・ヒョンジュン、トロワと契約解除
OSEN
※一部要約
韓国のパスポートが無効になったソク・ヒョンジュンがフランス・リーグアンのトロワACを去る。
トロワは29日、クラブのHPで「ソク・ヒョンジュンはもうトロワの一員ではない。彼は我々と契約解除することで合意した」として、「彼が残りの選手生活で良い活躍を繰り広げるよう祈る」と公式発表した。
ソク・ヒョンジュンは2017年夏にレンタルでトロワのユニフォームを初めて着た。
彼は2017-2018シーズンにリーグだけで6ゴールを放って完全移籍に成功した。
ソク・ヒョンジュンはその後の2シーズンをスタッド・ドゥ・ランスで活躍したが、2020年はじめに再びトロワに復帰した。
だがソク・ヒョンジュンは主戦争いで完全に押し出された。
トロワは昨シーズンにリーグ2からリーグアンに昇格したが、ソク・ヒョンジュンには機会がなかった。
彼はローラン・バトル監督の下では着実に機会を与えられていたが、ブルーノ・イルレ監督が指揮棒を取ってからはなかなか試合に出られなかった。
兵役どうしよう…"四面楚歌"ソク・ヒョンジュン、トロワから放出
エクスポーツニュース
※一部要約
これで所属チームがなくなったソク・ヒョンジュンは現在、四面楚歌となった。
現在、兵役義務の忌避者リストに上がっているソク・ヒョンジュンは、去年4月に外交部からパスポートが無効化された。
パスポートが無効化された状態のため海外移籍は不可能、フランス内で新たなチームを探さなければならないが、トロワで5年間60試合に出て11ゴール2アシストを記録したソク・ヒョンジュンを欲しがるチームがあるかは未知数だ。
万が一、ソク・ヒョンジュンがフランスでチームを探せずに国内へ帰国することになれば、現在兵務庁に告発された状態なので、刑事処罰を受けてから兵役義務を履行することになる。
ソク・ヒョンジュンが刑事処罰を避けるよう望むのなら、フランスで新たなチームを見つけた後、フランスの市民権を取得する方法しかない。
外国国籍を取得すれば、国籍法第15条によって大韓民国国籍が喪失されて外国人になるため兵役義務が消滅する。
大韓民国サッカー代表に乗船して15試合プレーしたソク・ヒョンジュンは、兵役義務を忌避しようとする姿を見せて大きな論難を起こした。
2016年のリオデジャネイロ夏季オリンピックのとき代表に選ばれたが、8強で脱落してメダル獲得に失敗したソク・ヒョンジュンは、2018ジャカルタ・パレンバンアジア大会を狙っていた。
だが最終エントリーで脱落し、当時27歳だったソク・ヒョンジュンは国内に帰国してKリーグチームに入団した後、国軍体育部隊所属のサッカーチームに合流して兵役の代替をする方法しか残されていなかった。
"兵役忌避者"ソク・ヒョンジュン、彼を受け入れる13番目のチームはあるのか?
MHNスポーツ
※一部要約
ソク・ヒョンジュンは昨年2月、父親を通じて36歳までには帰国して兵役義務を履行するという立場を明かしていた。
ソク・ヒョンジュンの父親ソク・ジョンオ氏は当時、「まだトロワとの契約が2年残っている。この契約が終われば、なるべきヒョンジュンが国内に戻ってくるようにする。36歳までは軍隊に行けると聞いている。ヒョンジュンは遅くとも36歳までには必ず国内に入って軍隊に行くだろう。信じてほしい。我々はユ・スンジュンのようになる気持ちはまったくない。昨日、ヒョンジュンと電話した。韓国に入って兵役を履行し、堂々と暮らすと言っていた」と明かした。
だがこのような立場は、兵役を忌避しようとする別の小細工の可能性があるという指摘が出た。
もうひとつの選択は、去年フランスの地元メディア"レスト・エクレール"が報じた通り、フランス帰化を推進することもあり得る。
このメディアは「フランス帰化を申し込むためにはフランスに3年間居住しなければならないが、ソク・ヒョンジュンはすでにこれを満たしている。ただし、国籍を取得するには居住して5年にならなければならない。この条件は2022年に満たされる」と明かした。
予想より早くトロワと決別して進む道を失ったソク・ヒョンジュンの次の歩みは霧の中である。
※2018年のアジア大会の前はファン・ウィジョよりソク・ヒョンジュンを望むネチズンのほうが多かったのに……。