"韓日戦惨敗"ハン・ジュンヒ委員、「追求しているビルドアップが弱いというのが大きな問題」
SPOTVニュース
※一部要約
ベント号が再び日本に跪き、SPOTVのハン・ジュンヒ解説委員が問題点を診断した。
ハン委員は28日、"SPOTVニュース"との電話インタビューで「最大の問題は相手の組織的で速い前方プレスに対処できなかったこと。ボールキープもろくにできなかった」と指摘した。
続けて「ベント号はビルドアップを根幹としているが、事実上ビルドアップが弱いことも大きな問題」と付け加えた。
ハン委員は「(※選手選考について)ワールドカップまであまり残っていない時点で、ベント監督の選択と判断は尊重されるべき。まったく理解できないわけでもない。だがKリーグでより良いフォームを見せている選手が外されたのは残念であり大きな課題」と語った。
ベント号の惨事がKリーグの"レベル"のせいなのか?"ACL対日本チーム3勝3分け"
STNスポーツ
※一部要約
試合後に多くの批判が上がっている。
納得できる批判もあり、受け入れられない批判もある。
受け入れられない批判というのは、まさにKリーグの"レベル"のせいという納得できない批判だ。
この納得し難い批判が出たのは、今回のベント号がKリーグの選手で構成されたチームのためである。
今大会はワールドカップや大陸間カップのようなFIFAの義務選出規定がない大会だ。
そのため参加国は自国リーグを中心に選手団を設けた。
先の批判は、そのようなチームが今大会で良くない姿を見せたため、Kリーグのレベルを疑っているという論旨である。
これに対する反論の材料はあまりに多いが、直接的に挙げられるのは今年のACLの成績だ。
KリーグがJリーグに規模の面で押されているのは事実である。
だが彼らの言う"レベル"で規模の格差をひっくり返した。
今シーズン、Kリーグは対日本チームを相手に3勝3分けの成績をおさめた。
外国人選手が良くてKリーグが圧倒したというのはさらに話にならない。
直近のことだけでも、Kリーグトップクラスの外国人選手ムゴシャをヴィッセル神戸が資金力で連れて行ったのが現実だ。
むしろ外国人選手の格差まで我々の選手が埋めたと見るべきである。
これで韓国選手が日本選手を圧倒したと言えば論理的飛躍になるが、少なくとも押されない競争力があるということは確実に言える。
また、実際、今回の代表は現時点のKリーグで最高の活躍をしている選手が除外された。
攻撃ポイントや競技力で幻想的な姿を見せているチュ・ミンギュやイ・スンウらがそうである。
今大会は体調のため出場が不透明だったが、毎回最高の活躍をしつつも(※ベント監督から)敬遠されるホン・ジョンホらもいる。
今大会のKリーグの選手の競技力と熱意を批判するのは当然であり穏当だ。
これをリーグとその中にいる選手の卑下にまで拡大してはならない。
すでに起きた惨事を振り返って省察して変化のための足場にしても、これをKリーグとその選手を滅多斬りするための伝家の宝刀に使ってはならない。
◇2022KリーグチームのACLでの対Jリーグ対戦成績(合計3勝3分け)
大邸FC:浦和レッドダイヤモンズ相手に1勝1分け
全北現代:横浜Fマリノス相手に1勝1分け
蔚山現代:川崎フロンターレ相手に1勝1分け
※ファン・インボムが日本戦の前に離脱したのは大きかったと思う……。