FIFPROの強い警告、「中国をはじめとする7ヶ国への移籍に気をつけるべき」
FourFourTwo
※一部要約
国際サッカー選手協会(FIFPRO)は2022年7月5日、中国をはじめとしてアルジェリア、ギリシャ(スーパーリーグ2)、リビア、ルーマニア、サウジアラビア、トルコのプロサッカー選手を相手に組織的で広範囲な契約違反などの不公正な取引が行われており、当該国のリーグの移籍警報を発令して選手に気をつけるよう呼びかけた。
FIFPROは2月、ウクライナに侵攻したロシアのクラブに所属する外国人選手が無条件で契約解除できるようFIFAに契約に関する規則の改正を求めたのに続き、追加で移籍に関する注意を出して選手の保護にさらなる焦点を合わせた。
FIFPROのルイ・エバーラード理事は「ルーマニアとトルコでは給与未払いをはじめとして、様々なクラブが契約違反を長らくしてきた。特にルーマニアリーグは破産手続きをするクラブの数が増えるにつれ、選手が深刻な被害を受けている。破産手続きによって選手が補償を受けられる機会がない」と明かした。
その他にもギリシャ2部リーグのスーパーリーグ2も、クラブが負債を履行しないまま破産してしまうケースが多く、FIFAの選手保護基金を通じて未払い給与の支援を申し込む選手が最も多いリーグである。
"中国スーパーリーグに行くな"…悪徳リーグに与えられた不名誉
スポータルコリア
※一部要約
FIFPROが中国スーパーリーグをはじめとして合計7ヶ国のプロリーグを、財政が不安なブラックリストに入れた。
全世界のプロサッカー選手が加入する団体のFIFPROは、解雇や賃金未払いに関する不当な処遇の改善のために努めている。
彼らは不誠実な契約履行が頻繁に起きているリーグとして中国、トルコ、ギリシャ、アルジェリア、サウジアラビア、ルーマニア、リビアの7ヶ国として、契約の注意を勧告した。
FIFPROは「中国は去年、未払い賃金を決済できないクラブを退出させると明かし、重慶両江を4月に解体した。重慶の選手はクラブ解体後に給与を貰えなかったという公式声明を明かしたことがある」として、スーパーリーグをブラックリストに入れた理由を説明した。
一時はアジアでビッグマーケットだった中国は、去年からリーグに吹き荒れた財政難で相当数のクラブが破産した。
天文学的な年俸を貰っていた世界的選手が一斉に去ってリーグの競争力が崩れ、今でも賃金未払いが起きているクラブがあり憂慮を抱かせている。
FIFpro、中国など7ヶ国への移籍に警報発令…韓国選手協も鋭意注視
聯合ニュース
※一部要約
選手協のキム・フンギ事務総長は「賃金未払いをはじめとして、当該国に所属している韓国選手が被害を受けるかもしれない状況を鋭意注視している。選手は被害を受ければ、すぐに各国の選手協会かFIFproに問い合わせすれば助けを受けられる。韓国選手協も選手を保護するために最善を尽くす」と語った。
※トルコリーグもやばかったのか……。