"ゲームチェンジャー"天野が見せた存在感…40分で十分だった
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※一部要約
今シーズン、蔚山現代のエースとして急浮上した天野純は、自分の能力を示すのに40分で十分だった。
天野は利口であり闘争的な動きと集中力を見せ、蔚山の首位疾走を導いた。
蔚山は28日、水原総合運動場で行われた水原FCとのハナワンキューKリーグ1・2022の15ラウンドで2-1の逆転勝ちをした。
この日、蔚山の勝利の主役は断然天野だった。
この日、ベンチから試合を始めた天野は、0-1でリードされていた後半9分に投入されて決勝ゴールを決めるなど、チームの逆転勝利に大きく貢献した。
今シーズンに蔚山入団、Kリーブの舞台を初めて踏んだ天野は、早くからチームに適応してエースとしての地位を確立した。
天野は正確な左足キックやサッカーセンスはもちろん、グラウンドで見せる闘争心や積極性で蔚山ファンから多くの愛を受けている。
フルタイムを消化せずとも勝利をもたらした天野の活躍で、蔚山は11勝3分け1敗(勝ち点36)で、2位の済州ユナイテッド(7勝5分け3敗、勝ち点26)に勝ち点10のリードをしたままAマッチ休息期を迎えることになった。
"蔚山レンタル生"天野「韓国生活に満足…完全移籍はクラブ間の決定」
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※一部要約
横浜F.マリノス出身の天野は今シーズン前、蔚山に1年のレンタル移籍をした。
天野はKリーグデビューシーズンにもかかわらず、チームに素早く溶け込んで蔚山のエースとしての地位を確立した。
天野の活躍が続く中、蔚山ファンは天野が今シーズンを最後に元の所属チームに戻ることを憂慮している。
一部のファンは冗談で"天野のパスポートを隠さなければならない"と言ったりもしている。
蔚山ファンにとって幸いなのは、天野は現在まで蔚山と韓国の生活に満足している。
天野は試合後、「ゲニアは蔚山所属で試合に出てサッカーを楽しんでいる。また、試合に出るたびに結果を出していることにも満足している」として、「サッカー的に、生活的に満足」と明かした。
この日も得点後にアウェイ観客の前に駆け寄って咆哮、蔚山ファンを熱狂させた。
天野は「完全移籍については蔚山・横浜間の対話が優先だ。(完全移籍について)期待しつつ自分すべきことをする計画」と付け加えた。
天野は「Aマッチ休息期の前にする最後の試合だったので、重要だというのはわかっていた。交代で入る前からしっかり覚悟していた」として、「結果を出そうと自ら誓っていたが、得点後に感情が表に出た」と自分のセレモニーを説明した。
2005年以降、17年ぶりにリーグ優勝を狙う蔚山で重要な役割を担っている天野は「スプリットラウンドに入る前までにできるだけ勝ち点差を広げておく。すべての試合に集中、勝利をもたらす」と覚悟を固めた。
※この調子が続けば完全移籍しそう……。