"ドルトムント出身"丸岡…「体力+競り合い重視のスタイルに適応してこそプレー」
スポーツ春秋
※一部要約
丸岡満は金浦FCの中心に生まれ変われるだろうか。
丸岡はKリーグの末っ子クラブ金浦FCが心血を注いで獲得したアジアクォーターの外国人選手だ。
丸岡のキャリアは華やかである。
丸岡は日本の年代別代表(U-16、U-18)を欠かさず経てきた。
2014年にはドイツ・ブンデスリーガの名門ボルシア・ドルトムントに移籍して日本サッカー界の目を引きつけた。
丸岡の年齢が18歳のときだった。
丸岡はドルトムントで大活躍して日本サッカー代表の核心に登った香川真司の後に続くだろうと期待された。
だが世界最高の選手が並ぶドルトムントでの主戦争いは容易ではなかった。
丸岡は2014-2015シーズンのブンデスリーガデビュー戦で満足しなければならなかった。
丸岡はマインツ05とのブンデスリーガデビュー戦以降、それ以上の出場機会を掴むことができなかった。
丸岡はその後、ドルトムント2軍やセレッソ大阪、V-ファーレン長崎、レノファ山口、BGパトゥム・ユナイテッドを経てきた。
丸岡は2021シーズンを終えた後、金浦FCに合流して玉の汗を惜しまずにいる。
金浦FCのコ・ジョンウン監督は「能力のある選手」として、「ボール扱いの技術と試合運営能力が良い」と語った。
「問題はKリーグのスタイルだ。自分の長所だけで生き残るのは難しい。たくさん走って相手の強いプレスを乗り越えなければならない。KリーグのDFはボールを持って考える時間を与えない。丸岡は長所を活かし、短所を補完してこそ競争力を発揮できる。Kリーグのスタイルに次第に適応していくと信じている」
コ監督の言葉である。
金浦FCは今シーズンのKリーグ2の5試合で2勝1分け2敗(勝ち点7)を記録中だ(※20日現在は2勝1分け3敗)。
丸岡は今シーズンのKリーグ2で3試合に出場した(※20日現在は4試合)。
コ監督に主戦選手だという確信を植え付けられていない状況。
金浦FCは丸岡のKリーグ適応を待っている。
【関連記事】
・元ドルトムントの丸岡満は韓国で活躍できるか、金浦監督は「技術と試合運営は格別だが…」
※金浦の外国人選手は現時点で丸岡と上のユリチッチの2人だけ。コ・ジョンウン監督は選手時代にセレッソ大阪でプレーしたこともある……。