"キム・ボギョン先制ゴール"全北、大邸と1-1の引き分け…開幕2試合無敗
マイデイリー

※一部要約
全北現代が大邸FC遠征で、攻防戦を繰り広げた末に勝負をつけられなかった。
全北と大邸は27日日午後4時30分、DGB大邱銀行パークで行われた"ハナワンキューKリーグ1・2022"2ラウンドで1-1の引き分けをおさめた。
全北は開幕戦の勝利に続いて1勝1分けをおさめ、大邸は開幕2試合で1分け1敗をおさめた。
全北はグスタボとキム・ボギョンを同時に投入した。
後半26分に交代カードの効果が出た。
ソン・ボムグンGKが素早く繋げたボールを、ムン・ソンミンが受けてキム・ボギョンに渡した。
キム・ボギョンはDF2人を軽くかわして先制ゴールを記録した。
大邸は甘くなかった。
後半34分、大邸のペナルティボックス内で打ったコ・ジェヒョンのシュートが、ホン・ジョンホの足に当たって屈折し同点ゴールに繋がった。
1-1の均衡が取られると、アウェイチームの全北の攻勢が続いた。
後半終盤までペク・スンホのFKやソン・ミンギュのミドルシュートなどが出てきたが、1-1の引き分けで試合は終わった。
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キム・ボギョンの"ノー戦争!ウクライナ"、連盟「反戦のメッセージと把握」
OSEN

※一部要約
キム・ボギョンはムン・ソンミンのパスを受けた後、絶妙な個人技で守備をかわして得点を奪った。
その後、キム・ボギョンは同僚な祝福に"落ち着いて"という手振りをしてから中継カメラに向かっていった。
それからカメラに向けて人差し指と親指を交互に上げて「ノー戦争、ウクライナ!」という言葉を2回叫んだ。
戦争反対のメッセージと、ウクライナに力を与える短く太いメッセージだった。
通常、自分のイニシャルである"KBK"とセレモニーを繰り広げる彼は、いつもより冷静にセレモニーを繰り広げた。
現場でもどういうセレモニーを繰り広げたのか簡単にはわからなかった。
様々な憶測があり、試合後のインタビューでキム・ボギョンは「全世界で戦争に反対するスターの声が出ている。そして他国が参加しているのを見て、私もこのような言葉を伝えたかった。ウクライナ国民が厳しい状況を体験して、家族と別れることなどを見てたくさん考えていた」と語った。
続けて「果たして戦争が正しい時代なのかという気がする」として、「今日の午前もニュースを見て残念に感じた。そしてこのようなメッセージを伝えることが役に立つのではないかと思い、私ができることはやってみようという考えだった。プレミアリーグでプレーしていたとき、ウクライナ出身の同僚がいた。その思いもしばらくあった」と付け加えた。
キム・ボギョンのセレモニーについて憂慮の声が上がっている。
サッカー場では政治的立場の表明があってはならない。
2ラウンドの仁川-ソウル、水原三星-水原FCの試合で観客が戦争反対のプラカードを掲げたが、合意の末に取り下げた。
すでにKリーグは政治家が押しかけてきたことがあったため、負担が大きくならざるを得ない。
連盟の関係者は「Kリーグは政治的中立に最大の価値を置いている。そのためキム・ボギョンのセレモニーについて議論しなければならない」と明かした。
続けて私見を前提に「ただキム・ボギョンは反戦のメッセージを出した。特定の立場に肩入れしたり、擁護したりするのではなく、戦争が起きてはならないということを強調したと把握している。全世界的に反戦への言葉が絶えず出てきており、すでにヨーロッパサッカー界でも反戦のメッセージは許容している。その部分もしっかり悩んでから議論を続けるだろう」と説明した。
キム・ボギョンが叫んだ反戦の声、連盟に懲戒の論議なし「人類の普遍的価値」
ニュース1

※一部要約
FIFAは試合中の政治的な発言や行動を厳格に禁止しており、この行動は事後に懲戒されるのではないかという指摘があった。
だが連盟は28日の会議で、前日のキム・ボギョンの行動は政治的な意図ではなく平和を望むメッセージだったと結論を下した。
連盟の関係者は「政治的中立性を損なうことと、人類の普遍的な価値を支持するメッセージは区分しなければならない」として、キム・ボギョンのケースは単純に反戦のメッセージだった」と語った。
合わせて連盟は、キム・ボギョンだけでなく仁川-ソウル戦、水原-水原FC戦の観客席にかけられた同内容の横断幕も問題にしないことにした。
一方、全世界のサッカー界もウクライナを侵攻したロシアに向けられた批判が溢れている。
ヨーロッパ各国のサッカーファンと選手は、一斉にロシアの行動を糾弾して「戦争をやめなければならない」と声を高めた。