[オフィシャル] オ・セフン、蔚山を去ってJ1清水入団…背番号20
インターフットボール
※一部要約
オ・セフンが蔚山現代を去って清水エスパルスに移籍した。
清水は24日、クラブHPで「オ・セフン獲得を発表することになり嬉しい。メディカルテストを終えてから公式的な手続きが完了するだろう。まだオ・セフンの日本入国はされていない」と公式発表した。
清水は昨シーズンの日本J1リーグで38試合10勝12分け16敗でリーグ14位を記録した。
37得点で20チームの中で中下位圏レベルだった。
そのため最前方を補強するためにオ・セフン獲得を打診した。
今シーズンの清水はリーグ初戦でコンサドーレ札幌と1-1の引き分けをおさめた。
オ・セフンは「初めて海外の舞台に挑戦する。緊張するが待ち遠しい。できるだけ多くのゴールを決めてチームの助けになりたい。アン・ジョンファン、チョ・ジェジン先輩のように清水で大型ストライカーに成長したい」と入団の所感を伝えた。
"巨額移籍金"発生したFWオ・セフンの日移籍でKリーグ2の忠南牙山も"ささやかな恩恵"を受ける理由は?
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※一部要約
これまで国内メディアで報じられていたところによると、オ・セフンが蔚山現代から清水エスパルスに移籍して発生した金額は韓貨15億ウォン以上と推定される。
移籍専門メディアの"トランスファーマルクト"はオ・セフンの移籍金を134万ユーロ(約18億ウォン)のラインとも推測している。
ところで、オ・セフンの移籍で金銭的な恩恵を享受するクラブが蔚山現代の他にもある。
Kリーグ2の忠南牙山FCだ。
FIFAの規定に基づくと、忠南牙山FCは"連帯貢献金"を受領できる要件を満たしている。
移籍で選手を譲り受けるクラブは、選手が満12~23歳までプレーした各クラブに、"30日以内に"補償金を提供しなければならない"義務"がある。
選手の年代により、策定されている連帯貢献金は異なる。
満12~15歳までは1年あたりの移籍金の0.25%ずつ、満16~23歳までは0.5%ずつを受領する。
清水エスパルス移籍の前、オ・セフンが満12歳から23歳までいたクラブは蔚山現代中学校-蔚山現代高等学校-蔚山現代-牙山ムグンファFC-尚州尚武-金泉尚武-蔚山現代の順である。
オ・セフンは2019シーズンを牙山ムグンファFCでレンタル身分として過ごしたが、当時は30試合に出場して7ゴール3アシストを記録した。
オ・セフンはその年に2019FIFA U-20ポーランドワールドカップにも出場し、同僚とともに大韓民国の準優勝導いた記憶もある。
オ・セフンの名前を世間に初めて知らしめたクラブが牙山ムグンファFCだったわけだ。
軍服務解決のために"義務警察が集まった集団"だった牙山ムグンファFCは、忠南牙山FCの"ルーツ"のようなクラブである。
クラブの記録は継承されていないが、忠南牙山FCが構築したシステムの相当部分は牙山ムグンファFCから派生している。
2019年の牙山ムグンファFCは服務中の義務警察とプロ選手を一緒にして独特な形態で運営されていたが、当時のオ・セフンは義務警察ではなくプロ選手としてチームに身を置いていた。
忠南牙山FCの関係者によると、忠南牙山FCと牙山ムグンファFCは法人上で依然として同一だという。
そのためFIFAの連帯貢献金を貰うのに問題がない。
大韓サッカー協会の関係者もまた「当該期間(満12~23歳)に選手を練習させた軍団であれば、当然FIFAの連帯貢献金の規定に該当する」と耳打ちした。
類似の事例もある。
2020年夏、忠南牙山FCは代表MFファン・インボムがロシアクラブのルビン・カザンに移籍したときも連帯貢献金を受領した。
ファン・インボムは牙山ムグンファFCで義務警察としての時間を過ごしたことがある。
軍服務中の選手の連帯貢献金は元の所属チームが持っていくというローカルルールにより、その後は大田ハナシチズンに金額を譲渡したが忠南牙山FCだったが、ともかく牙山ムグンファFCと法人が同一だったため表面的には先に連帯貢献金を手にしていた。
先述したようにオ・セフンはファン・インボムと違い、義務警察ではなく"プロ選手の身分"で牙山ムグンファFCにいた。
そのため今回は忠南牙山FCも、ささやかだが連帯貢献金を貰える条件となる。
オ・セフンは軍服務を尚州尚武と金泉尚武を経て遂行した。
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