"昇格POの事態はない"…Kリーグ、2022シーズンのボールボーイ運営方式変更
エクスポーツニュース
※一部要約
プロサッカー連盟は2022シーズンからKリーグ公式試合のボールボーイ運営方式が変更されると伝えた。
ボールボーイが直接ボールを渡す代わりに、タッチラインとエンドラインの周囲に配置された合計12個の小型コーンの上にボールを乗せておく。
試合中にボールがタッチラインやエンドラインの外に出れば、選手は出た位置に近いコーンからボールを取って使い、ボールボーイはアウトしたボールを遅滞なく空いているコーンに持っていって置く。
ボールボーイは既存の10人~12人から最小12人以上に増える。
このようになれば、去年12月のKリーグ昇降PO2021の2次戦で起きた、ボールボーイによるボール配球拒否の事態はなくなる見通しだ。
当時、江原FCと大田ハナシチズンの試合で、後半半ばにタッチラインを割って大田のボールと宣言されたが、江原のボールボーイがボールを渡さずにじっと座っていたことに大田の選手団とファンが怒った。
江原が3-1でリードしていた状況で、故意に試合を遅らせたというのが論難の中心だった。
競技監督がこの状況を報告し、プロサッカー連盟は賞罰委員会を開いて江原に制裁金3000万ウォンを課した。
賞罰委員は「当該の試合の重要性にもかかわらず、江原は予めボールボーイにホーム試合の運営マニュアルにあるボールボーイ行動指針を忠実に教育せず、競技監督官の指示を履行するために必要な措置を取らずにボールボーイの行為を事実上黙認した点など、事案の発生についてクラブの責任は非常に大きい」と説明した。
日"KリーグNEWボールボーイ"称賛一色→「日本も導入しよう」
スターニュース
※一部要約
日本ネチズンがKリーグの新たなボールボーイ運営方式について好評を寄せた。
韓国プロサッカー連盟は今シーズンから、ボールボーイの運営に関してAFCなどの国際大会の方針に従うことにした。
去年のKリーグでは、いわゆる"ボールボーイ論難"が起きた。
当時、江原が1・2次戦合計スコアを3-2でリードしていた状況で、ボールボーイが相手チームの大田選手にボールを遅れて渡す姿を見せた。
彼らは江原FC傘下ユースに所属する選手だった。
江原は勝つことはしたが、後味のスッキリしない勝利で批判の中心に立つことになった。
結局、イ・ヨンピョ代表理事が公式謝罪して、連盟も江原に制裁金3000万ウォンを課した。
だが今シーズンからこのような論難はなくなる見通しだ。
Kリーグのボールボーイは外に出たボールを拾った後、タッチラインとエンドラインの周囲に配置された12個の小型コーンの上にボールをすぐ持っていって置かなければならない。
そして選手は最も近いコーンから直接ボールを取って試合を進行する。
日本も韓国のボールボーイ運営方式に大きな関心をあらわした。
日本サッカーメディアのゲキサカは19日、「これまではボールを投げていたKリーグのボールボーイが、今シーズンからは選手にボールを渡さない」として、「韓国プロサッカー連盟が今シーズンからKリーグのボールボーイ運営方式を変更した」と報じた。
このメディアは「去年12月のKリーグ昇降プレーオフ2次戦で、ボールボーイの時間稼ぎ論難が広がった。それについて大田の監督やコーチングスタッフが怒る一方、観客席からは水差しが飛び込んだりもした」と説明した。
日本ネチズンはKリーグのボールボーイ運営方式について好評した。
ゲキサカの記事が載ったポータルのヤフースポーツで、日本ネチズンは「良い方法みたいだ。時間稼ぎの行為も問題になるが、逆にボールボーイが早く渡して、相手チームの守備に戻る時間を与えずに速攻を助けることもある」、「もともと1試合に多くの公認ボールを使うのは、時間を遅らせることなく試合をスムーズに運営するためだった。けどボールボーイが時間稼ぎをするのなら改善しなければならない。そういう面でKリーグの方法は適合しているし、他国のリーグも見習ってほしい」、「日本も似たような事例があったから導入してほしい」などの肯定的な文を残した。
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※ヤフーの記事見たらあんまりコメントついてなかった……。