滅茶苦茶な中サッカーの現実…「代表の主将も年俸を貰えずにいる」
OSEN
※一部要約
中国の"直播ドットコム"は16日、「中国サッカー代表の主将であるハオ・ジュンミンも所属クラブの財政難で年俸を貰えない状況」と報じた。
昨シーズンの中国スーパーリーグは親企業の不動産グループが連鎖破産し、クラブが選手の年俸を払えずにいる状態だ。
帰化外国人も年俸を貰えない状況になって相次いでスーパーリーグを去っている。
これは単に外国人選手や帰化選手に限ったことではなかった。
中国サッカー代表の他の選手のすべて、まともに年俸を貰えない状態である。
そのような中国サッカー代表の状況について、間接的に"主将"ハオ・ジュンミンが暴露した。
彼は自身のSNSで、自分も給料を貰えない状況だとして、所属チームの武漢を批判した。
2004年に中国A代表の舞台にデビューしたハオ・ジュンミンは、中国最高のMFとしてAマッチ88試合に出場して12ゴールを決めた選手だ。
直播ドットコムは「ハオ・ジュンミンを含む中国サッカー代表のほとんどの選手が年俸を貰えずにいる」として、「中国サッカー代表の選手だけでなく、監督も厳しい状況」と指摘した。
広州FCの権不十年、帰化選手5人契約解除
NEWSIS
※一部要約
権不十年と言ったか。
2010年に恒大グループに買収されてから10年余りの間、中国スーパーリーグはもちろんアジアを号令した広州FCが事実上瓦解した。
中国のサッカー崛起の中心だった帰化選手5人との契約を解除した。
広州FCは16日、クラブ公式微博でエウケソン、フェルナンジーニョ、アロイージオ、リカルド・グラール、アラン・カルバーリョら帰化選手5人との契約を解除したと公式発表した。
彼らはすべて中国に帰化した選手で、広州FCの核心戦力であり中国サッカー代表でも期待してる資源だった。
しかし中国が早期に2022FIFAカタールワールドカップ本戦進出に失敗したうえ、親企業の恒大グループが破産してクラブ運営の資金を確保できなくなり、彼ら全員との契約を解除した。
広州FCは恒大グループが買収した後、2部リーグ優勝で1部に昇格してから強大な資金力を基に世界最高の選手たちを集め始め、中国スーパーリーグはもちろんアジアでもKリーグとJリーグのクラブを圧倒した。
広州FCは1部昇格初シーズンの2011年から2017年までの7連覇達成と、2019年までに中国スーパーリーグを8回優勝した。
また、中国FAカップで2012年と2016年に優勝し、2013年と2015年にはAFCチャンピオンズリーグの頂点に上がった。
だがコロナ19と習近平政府の巨大不動産企業に対する融資規制に足首を掴まれた。
コロナ19で不動産需要が急減したうえ、融資規制で不動産企業の恒大グループに危機が訪れた。
そのためすでに去年から、一部の外国人選手やファビオ・カンナバーロ監督とも決別していた。
不渡りの危機によるクラブ解体説が出たりもしたが、恒大グループはサッカーチームを売りに出した。
持分40%を持つアリババグループは恒大グループの持分買収を断った。
広州の現状を見たとき、外国人選手と帰化選手なしの純中国選手だけでシーズンを行う可能性が高い。
かつての強大な戦力を期待することはできない。
そのため2022AFCチャンピオンズリーグで川崎フロンターレ、ジョホール・ダルル・タクジムらと争うI組では弱体と評価されることになった。
蔚山現代が来月のプレーオフで勝利すればI組に入るため、川崎との2強を形成すると予想される。
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※色々とやることが極端すぎる……。