「試合運営・パス力最高」金浦FCの中心は"ドルトムント出身"丸岡
スポーツ春秋
※一部要約
第2の"香川真司"丸岡満。
彼が金浦に早くも溶け込んでいる。
丸岡は2022シーズンを前に金浦FCに合流した。
金浦FCは試合運営能力に優れた丸岡の獲得にかなりの力を入れた。
金浦FCのコ・ジョンウン監督は「丸岡がチームに合流して一ヶ月が過ぎた」として、「相手チームより一歩さらに走り、攻守を休む暇もなく行き来するチームカラーに早くも溶け込んでいる」と伝えた。
「丸岡は基本技が非常にしっかりした選手だ。ボールを扱う技術と試合運営能力が格別である。相手の虚を突くパスも上手い。それでもKリーグ2で成功を断言することにはならない。丸岡は練習試合で相手選手の激しい競り合いに苦しんでいるのが見えた。強靭な体力とパワーを補完してこそ、Kリーグデビューシーズンを成功裏に終えられる」
コ監督の言葉である。
丸岡は日本の年代別代表(U-16~18)を遍く経てきた選手だ。
18歳だった2014年にはドイツ・ブンデスリーガのボルシア・ドルトムントのユニフォームを着た。
丸岡がドルトムントで大活躍した香川真司の後に続く選手と呼ばれたのはこのときからである。
しかしドルトムントでの主戦争いは甘くなかった。
丸岡は2014-2015シーズン・ブンデスリーガのマインツ戦でデビュー戦を行った後、さらなる出場機会を掴むことができなかった。
丸岡はその後、ドルトムント2軍やセレッソ大阪(Jリーグ)、V-ファーレン長崎、レノファ山口(J2リーグ)、BGパトゥム・ユナイテッド(タイ)に身を置いた。
コ監督は「一朝一夕で新たなリーグとチームに適応することはできない」として、「丸岡がチームにはっきりと適応できるように手助けを惜しまない」と語った。
コ監督は続けて「自分のスタイルだけに固執しては生き残れない。大田ハナシチズンの石田雅俊が好例だ。強みを活かしてたくさん走り、強靭な体の競り合い能力を備えた選手に生まれ変わらないといけない。丸岡は能力のある選手だ。どんどん良くなると信じている」とした。
金浦FCは慶尚南道の南海で新シーズンの準備に熱を上げている。
金浦FCは2021シーズンのK3リーグでトップになったチームで、2022シーズンからKリーグ2に参加する。
金浦FCは2月19日に光州サッカー専用球場で繰り広げられる光州FCとの対決で2022シーズンを始める。
丸岡がKリーグ2デビュー戦から金浦FCのプレーメーカーとして大活躍するのか気になる。
※開幕まで残りわずか……。