日本も失格に怒った…スキージャンプ大挙失格に「怒りと嘆息」
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※一部要約
2022年北京冬季オリンピックで韓国選手が釈然としない判定により失格処理されて公憤を買っている中で、スキージャンプ種目でも日本選手を含めた選手が大挙して失格になる事態が広がり、日本でも怒りと嘆息が出てきている。
共同通信は前日、中国河北省張家口の国立スキージャンプセンターで行われたスキージャンプ混合団体戦で、高梨沙羅を含めた4ヶ国5人の選手が"服装規定の違反"で失格になり、選手と監督の間で「理解できない」や「前もってしっかりと整理すべきだった」という怒りと嘆息が溢れていると8日に報じた。
通信は特に、検査方法がこれまでとは違ったという指摘が出て混乱が広がっていると指摘した。
一方、前日に北京キャピタル室内競技場で行われたショートトラック男子1000m準決勝では、ファン・デホンとイ・ジュンソがそれぞれグループ1位と2位で決勝ラインを通過したが、釈然としない判定で失格にされた。
その結果、中国選手が金メダルと銀メダルをさらった。
「これはオリンピックですらない」中ショートトラック不公平判定に怒ったネチズン
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※一部要約
我々の選手だけが悔しがっているわけではなかった。
当該種目競技の決勝で、ハンガリーのリュウ・シャオリンサンドル選手が一番最初に決勝ラインを通過したが、彼も我々の選手と同様に失格の判定を受け、中国選手が金メダルと銀メダルの主人公となった。
その他にも6日に行われたショートトラック混合リレー準決勝でも、アメリカとロシアオリンピック委員会(ROC)の選手が釈然としない判定で失格となり、4位だった中国が決勝に上がって金メダルを獲った。
状況がこれほどになると、国内ネチズンはもちろん海外メディアまで出てきて中国の不公正判定について批判を吐き出した。
今回の事態に、あるオンラインコミュニティでは「4年間苦労してきた選手に何の罪が」として、「我が国の選手だけでもボイコットしてほしい」、「世界中の人々が見守っている状況であんなことして話になるか?」、「中国が遠慮なく不公正判定をするのだから、そのまま全世界を動員してボイコットチャレンジしよう」などの非難コメントが溢れている。
日本の東京スポーツは8日、「ショートトラックで疑惑の判定が続出している」として、「被害者の怒りに中国内では"この審判は使える"というハッシュタグがついて広がっている」と批判した。
ショートトラックの他に、スキージャンプでもユニフォームを口実に大挙失格の事態が起きて、今回の大会運営に対する批判が溢れている。
実際、前日行われたスキージャンプ混合団体戦ではドイツ・日本・ノルウェー・オーストリアの4チームの女子選手5人が、規定に合わないスキーウェアを着たという理由で失格処理され、その過程で日本のスキージャンプ女王の高梨沙羅も被害を受けることになった。
一方、大韓体育会は今回の不公正判定について国際スポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴することにした。
我々の選手団がオリンピックの判定に関してCASに提訴するのは、2004年のアテネオリンピックオリンピック体操のヤン・テヨン事件から18年で初めてだ。
大韓体育会は「今回の判定の不当さを公式化し、国際氷上界とスポーツ界で我々の選手の悔しさが再び起きないように最善を尽くす」と明かした。
続けて「今回の提訴決定は、これまで血の汗を流して努力してきた我々の選手と、国内で沸き立っている不公正判定への国民感情などを考慮した」として、「審判の判定が国際スポーツ界の支持を受けられず、不公正で不透明な国際連盟や国際審判との関係もやはり総合的に判断した」と語った。
それとともに「今回の提訴がこれまで何度も繰り返されてきた韓国選手への判定論難と、不利益を繰り返さないことのキッカケとなるだろう」と期待した。
また、我々の選手団は競技終了後にショートトラック審判委員長に強く抗議し、国際氷上競技連盟(ISU)と国際オリンピック委員会(IOC)に抗議の書簡を発送した。
※ショートトラックはオリンピックのたびに判定で揉めてる気がする……。