ベント号、ワールドカップ本戦確定でも残り2試合が重要な理由は?
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※一部要約
韓国サッカーが2022カタールワールドカップ本戦進出を確定させ、1986年のメキシコワールドカップを皮切りに10回連続ワールドカップ本戦行きに成功した。
最終予選の2試合を残して早期に確定させたのだ。
本戦進出という1次目標を達成したが、本番のためには3月のイラン・UAEとの最終予選9・10次戦を軽くこなすことはできない。
本戦の抽選で少しでも有利な高地を先取するためである。
FIFAはワールドカップ本戦進出32ヶ国を4ポットに分け、各ポットに8ヶ国ずつを割り当ててポット別に抽選して8組を編成する。
2014年のブラジルワールドカップまでは開催国を除いたトップシード7ヶ国だけをFIFAランキングで分け、残りの3ポットは大陸別で区分していたが、2018年のロシアワールドカップからはすべてのポットをFIFAランキングで区分している。
FIFAランキングが高いほど、相対的に順位の低い国と対決する可能性が高くなるのだ。
ロシアワールドカップで韓国の基準ランキングは62位だった。
4番ポットを割り当てられ、結果的に強豪スウェーデン・メキシコ・ドイツを相手にした。
カタールワールドカップは今年3月のFIFAランキングを基準としてポット分けをすることにした。
3月のランキングは3月31日に発表予定である。
カタール行きを確定させても3月24日のイラン、29日のUAE戦が重要な理由だ。
韓国は去年12月基準でランキング33位である。
1月のアイスランド・モルドバとの評価試合、レバノンとの最終予選7次戦、2月のシリアとの予選8次戦をすべて取った。
ワールドカップ最終予選はAマッチ評価試合の加重値5倍を受けるため、一定部分の順位上昇を期待できる。
だが現在の基準でカタールワールドカップ本戦進出を確定させた15ヶ国の中で、韓国よりランキングが下の国はカタール(48位)だけだ。
カタールは開催国なのでA国のトップシードである。
1番・2番ポットに入るのは難しい。
3番ポット入りを狙うのが現実的だ。
パウロ・ベント監督はカタール行きを確定させて「2試合残っている。勝ち点6を取れる機会であり、グループ1位に上がることができる。肯定的な良い挑戦の課題となった」とした。
※11月に開幕するのを考えると3月のランキングが基準になるのは早い感じがする。プレーオフで勝ち上がる国の順位が上昇するのを考慮したのか……