[単独] オ・セフン"バイアウト行使"清水移籍迫る、蔚山最大の危機
スポーツ朝鮮
※一部要約
イ・ドンジュンに続いてオ・セフンも馬を乗り換える準備をしている。
だがヨーロッパではない。
日本Jリーグ中下位圏の清水エスパルスに巣を移す。
Kリーグのある関係者は28日、「オ・セフンが清水に移籍するものとみられる。クラブは説得したが、最終的にバイアウトを行使することで決心を固めた」と明かした。
バイアウトは150万ドル(約18億ウォン)という。
オ・セフンは早い年齢で兵役を解決し、昨夏に蔚山へ戻った。
外国人選手のいない状況で最前方で孤軍奮闘した。
蔚山復帰後に19試合で7ゴール1アシストを記録した。
今日より明日が期待される"キラー"だ。
韓国サッカーはターゲット型ストライカーの種が滅びつつある。
多くのチームは外国人選手がその役割を代行している。
オ・セフンはその中で真珠のような存在である。
だがヘルタ・ベルリン行きを予約したイ・ドンジュンのように、ヨーロッパでもなくバイアウトを行使して、昨シーズンのJリーグで14位になった清水に移籍するのは納得できない部分だ。
ヨーロッパなら"第2の挑戦"のため、果敢に勝負の賭けに出ることができる。
だがアジアトップの蔚山よりレベルの低いチームに移籍するのは選手にとっても得するものがない。
蔚山も問題だ。
今シーズンのKリーグ開幕が目前に迫っている。
だが若手選手に"バイアウト"を乱発したのは、容易には理解できない大きな課題である。
しかもオ・セフンは蔚山ユース出身で、契約期間が3年も残っている。
蔚山は現在、外国人選手の輸血にも時間がかかっている。
オ・セフンまで出ていくのなら、FWはパク・チュヨンだけだ。
蔚山が開幕前に若手選手の離脱で危機を迎えている。
【関連記事】
・韓国メディア:清水エスパルスが蔚山の長身FWオ・セフンにオファー
※わざわざ「中下位圏」って書かなくても……それにしても今シーズンの蔚山は選手の出入りが激しい。