還暦眺める三浦、4部リーグで現役延長
MHNスポーツ
※一部要約
還暦を眺める三浦知良が現役生活を続ける。
日本フットボールリーグ(JFL)の鈴鹿ポイントゲッターズは11日、三浦の獲得を発表した。
これで三浦は現役生活を続ける。
ただ完全なプロリーグでは見られない。
JFLは日本最上位リーグのJリーグ1をはじめとしてJリーグ2、Jリーグ3の下に位置するリーグだ。
JFL初期にはアマチュアと実業チームが主を成しており、徐々にセミプロ形態に発展していった。
現在もプロと見るのが難しいリーグである。
三浦は昨シーズンまで横浜FCでプレーし、チームは2部リーグに降格した。
三浦は2005年からプレーしていたが、現実的な戦力ではなく象徴的な価値として走った。
横浜FCは地域のライバルの横浜F.マリノスに人気・成績・経済力ですべて押され、Jリーグで代表的なスモールマーケットであり不人気チームだ。
だが日本サッカーを象徴する三浦を連れてきて様々な広告やスポンサーなどを誘致した。
かつて三浦が全盛期だった時代の香りを忘れられないファンも多いからである。
三浦がプレーする試合時間も長くて20分を越えなかった。
そのため現地でも無理やりな記録作りという批判があった。
今回の移籍でレベルの低い4部リーグに移籍するが、三浦の年齢を見れば飛躍的に試合時間が増えるとはみられない。
55歳の現役日本サッカーの"伝説"三浦、11日11時11分に移籍発表
聯合ニュース
※一部要約
この日の移籍発表は三浦の背番号が11という点に着眼して11日午前11時11分に行われた。
三浦は前所属チームの横浜FCを通じて「この度JFLの鈴鹿に期限付き移籍することにした」として、「2005年から16年という長い時間を横浜FCでプレーしたが、これまで重ねてきた多くの思い出と自負心を抱いて新たな挑戦を始める」と明かした。
1990年から2000年まで日本サッカー代表として活躍してAマッチで55ゴールを決めた三浦は、イタリアのジェノバやクロアチアのディナモ・ザグレブ、オーストラリアのシドニーFCなどでプレーした。
国際サッカー歴史統計連盟(IFFHS)が選定した"20世紀アジア男子ベスト11"のMF部門に選ばれるほど名を馳せた。
2005年から日本プロサッカーの横浜FCでずっと活躍してきて、今回日本4部リーグに当たるJFLに移籍して現役生活を続ける。
三浦は現役の日本プロ選手の中で最高齢だ。
2021シーズンは合計4試合に出てJリーグ最高齢出場記録を打ち立てたが得点はなかった。
彼の公式戦最後の得点は2017年に出た。
三浦が移籍するJFLの鈴鹿は、三浦の実兄・三浦泰年が団長兼監督を担うクラブである。
三浦団長兼監督は日本メディアとのインタビューで「勝つためにカズを呼んだ」として、「試合で起用するのはもちろん、勝つ瞬間に彼がグラウンドに立っている姿を見せられるだろう」と期待した。
日本メディアは「三浦は3月に開幕するJFLのシーズンに合わせて、今月中旬から自主練習を始めるだろう」と伝えた。
※なぜか横浜FCが必要以上にディスられてる……