「イ・スンウの年俸、パク・チュホより高いだと?」…水原FCファン怒った
マネーS

※一部要約
代表出身FWイ・スンウが来シーズンからKリーグに合流する。
水原FCは2011年のバルセロナユース出身でFCバルセロナB、エラス・ヴェローナFC、シントトロイデンVVを経たイ・スンウを獲得すると3日に公式発表した。
複数年契約を結んだイ・スンウの年俸は正確には明かされなかったが、チームない最高の待遇だという。
年俸に関して一部のファンの間で"過度だ"という反応とともに、クラブオーナーである水原市に抗議することも起きた。
あるファンは「イ・スンウは冷静にプロの舞台で失敗した選手」として、「復活させなければならない選手になぜ最高年俸を与えなければならないのかわからない」と指摘した。
それとともに「チーム内の週給体系の崩壊も憂慮される」と批判した。
水原FC内にはパク・チュホをはじめとしてユン・ヨンソン、チェ・ジョンファン、ヤン・ドンヒョンらイ・スンウより先輩で、ベテラン級の選手が多い。
ハン・スンギュ、チョ・ユミン、キム・ゴンウン、イ・ヨンジェら若くても優れた実力が証明された選手もいる。
ファンにとってはこれらの選手を差し置いて、ニューフェイスのイ・スンウが最も高い年俸を貰うという点が問題だという指摘である。
実際、水原FCのクラブオーナーである水原市に陳情を起こそうという動きも見せている。
これについて水原市の関係者は「陳情の窓口は3つほどあるがはっきりとは確認できなかった」としつつも、「陳情が来たとしても詳しい内容は確認できない」と語った。
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"すでに論難?"イ・スンウはまだ一歩も踏み出してない
スポーツ朝鮮

※一部要約
イ・スンウのKリーグ入りのニュースにKリーグファンは揺れ動いた。
最近は成果を上げられずにぐらついていたが、イ・スンウは疑う余地なく韓国サッカーで最高のスターの1人だ。
バルセロナユースで才能を認められて"コリアンメッシ"という別名を得たイ・スンウはイタリア・セリエA(エラス・ヴェローナ)、ベルギー・ジュピラーリーグ(シントトロイデン)、ポルトガル・プリメーラリーガ(ポルティモネンセ)などヨーロッパのいろんなリーグを経験した。
代表としてワールドカップの舞台(2018年ロシア)を走ったし、アジア大会(2018年ジャカルタ-パレンバン)、U-20、U-17ワールドカップでもプレーした。
タレント性も多くスター性も抱負である。
スター不在に苦しめられたKリーグに久しぶりに登場した星だ。
ところがすでに論難が始まった。
「失敗した選手に水原FCが最高の待遇をした」として、「週給体系の崩壊が憂慮される」という内容の記事が出た。
水原FCファンが怒り、それによって水原市に陳情しようとする動きも見えたという。
だが取材の結果、特別な動きはなかった。
サッカー専門コミュニティでも「イ・スンウがKリーグで上手くやれるのか」についての甲論乙駁があるだけで、イ・スンウのKリーグ入りについては概ね歓迎の雰囲気である。
結局はイ・スンウでクリック数を増やそうとする悪意の記事だった。
この日に同じような内容の記事を上げたメディアはすべて、Kリーグの現場を取材していないところだった。
実はこの部分は水原FCがイ・スンウ獲得で最も憂慮していたところの一つだった。
イ・スンウは多くの人々の注目を浴びる。
行動一つ、SNSのコメント一つがそうである。
最近ではアンチが急増し、一つの"ミーム"として位置づけられた。
イ・スンウという名前はそれだけよく読まれる。
そのため刺激的な言葉が続き、それが再生産されて結局は競技力に影響を及ぼさざるを得ない。
当然、チームの雰囲気も揺れるしかない。
水原FCは悩みを重ねた末にイ・スンウを獲得し、イ・スンウも難しい決心の末にKリーグに来た。
キム・ホゴン団長がヨーロッパで失敗を繰り返したイ・スンウに手を差し伸べた理由は、単に彼のスター性のためだけではない。
キム団長は「サッカーの先輩として才能ある後輩を導く義務もある。イ・スンウは間違いなく持っているものがある。それを生かしたい」とした。
イ・スンウも今回もし失敗すれば本当に奈落に落ちかねないKリーグで、水原FCに来た理由は、自身の価値を証明するためである。
なのでイ・スンウは水原FCとの交渉の末、すぐチーム練習に合流したいという意を伝えた。
シーズンが終わってないので現実化されなかったが、イ・スンウは水原FCが休息を取る12月からすぐ個人練習を始めるつもりだ。
キム・ドギュン監督も「冬季練習から一緒にやればそれだけ体を早く作れる。才能があるので体さえ作ればチームに大きな助けとなるだろう」とした。
イ・スンウはまだ自分の潜在力を爆発させられなかった。
苦しんで決心したKリーグ行きだ。
そんな彼を少し見守る必要がある。
イ・スンウはまだ貴重な韓国サッカーの資産である。