"満場一致"大谷MVP、イチローもできなかった大業…漫画野球のハッピーエンド
OSEN
※一部要約
異変はなかった。
大谷翔平がメジャーリーグデビュー4年でMVPを受賞する感激を味わった。
全米野球記者協会(BBWAA)は19日、2大リーグのMVPを発表した。
大谷はアメリカンリーグのMVPを受賞した。
投打兼業のハッピーエンドだった。
2001年にイチロー・スズキが新人王とMVPを同時に席巻したのに続き、アジア人2人目の快挙である。
すでにオフシーズンの各種受賞で大谷は最高の選手の名誉を占めており、最後の画竜点睛はリーグMVPの受賞だった。
ライバルはウラジミール・ゲレロ・ジュニア(トロント・ブルージェイズ)くらい。
ゲレロ・ジュニアも大谷に劣らない怪力のシーズンを過ごした。
大谷を抜いてホームラン王(48本)を獲ったゲレロ・ジュニアは出塁率、長打率、OPSもAL1位に上がった。
大谷を抜いて最高の打者に与えられるハンク・アーロン賞も受賞した。
打撃成績は大谷をリードしていた状況。
しかし大谷は投打兼業でゲレロ・ジュニアのインパクトを上回った。
2018年に新人王を受賞した後、肘の負傷や膝の負傷などで本来の技量を発揮できない状況だったし、投打兼業の維持に対する否定的な視線が増しても大谷は主張を曲げなかった。
そしてその固執が我執でなかったことを成績で証明した。
"ベーブ・ルースの再臨"として投打兼業の歴代級のシーズンを過ごした。
皆が想像しかしていなかった漫画野球の実写版が目前で繰り広げられ、大谷がその主人公だった。
漫画野球の結末は満場一致のMVPだった。
大谷の満場一致のMVPは歴代19人目である。
エンゼルスの同僚マイク・トラウトが2014年に満場一致でアメリカンリーグMVPを受賞したことがある。
アジア人初のMVPであり、新人王を受賞してデビューと同時に衝撃をもたらしたイチローも満場一致を達成できなかった。
2001年当時、イチローは1位票28票のうち11票を受けて満場一致ではなかった。
大谷、6年ぶりに満場一致MVP-20年ぶりにアジア人MVPの大業
スポーツ韓国
※一部要約
世界最高レベルのメジャーリーグで投打を兼業して圧倒的な成績を上げたという点で記念碑的なシーズンだった。
2015年にブライス・ハーパーが満場一致のMVPを獲って以来、6年ぶりに満場一致のMVP誕生だ。
また、史上初の投打兼業選手のMVP受賞でもある。
ベーブ・ルースが投打を兼業していたときはMVP賞が存在しなかった。
ナショナルリーグのMVPには通算2回目のMVPを獲ったブライス・ハーパー(現フィラデルフィア・フィリーズ)が受賞した。
ハーパーはMVP受賞が確定して後、涙を流して「デビューのときは生意気だという声もあったが、野球は私にとって本当の本気だ。野球は私の人生にとって本当に大きな部分」と語った。
大谷のMVP受賞に日本列島"揺れる"…号外の配布に東京タワー点灯
ニュース1
※一部要約
アメリカメジャーリーグ、ロサンゼルス・エンゼルス所属の"二刀流"大谷翔平が19日、アメリカンリーグMVPに選ばれて日本列島が浮き立っている。
全米野球記者協会(BBWAA)がこの日の午前にMVPを発表するやいなや、日本国内のほぼすべてのメディアがこのニュースを速報で伝えた。
特に大谷の故郷である岩手県では約35000万部の号外が配られたりもしたと、日本の公営NHKが報じた。
盛岡市に住む70代の女性は「岩手県出身の大谷がMVPを獲ったという事実は、我々の地域の子供たちにとって大きな希望」として、「これからも良い活躍を続けるよう願う」と語った。
日本の首都・東京でもこの日、午後1時30分から日刊スポーツが"大谷MVP"というタイトルの号外を合計5000枚配った。
岸田文雄日本総理もこの日、官邸で「大谷はものすごい偉業を達成した」として、「国民として彼がとても誇らしく思う」とした。
東京のランドマークである東京タワーでは、大谷の背番号17に合わせてこの日の17時17分に点灯イベントを行う予定だ。
過去にMVPを3回も受賞した大谷の同僚マイク・トラウトは「大谷の今シーズンの活躍を見ると、まるでジュニアゲームを見ているようだった」と彼の成績を讃えた。