オマーン監督の決意、「もし中国に負けたら監督やらない」
ベストイレブン

※一部要約
2022FIFAカタールワールドカップアジア最終予選B組で熱戦をしているオマーンサッカー代表の司令塔ブランコ・イバンコビッチ監督が、迫る中国戦を前に負ければ座から退くと誓って視線を集めた。
イバンコビッチ監督が率いるオマーンは11月11日に予定されている最終予選B組5ラウンドで中国と会うことになる。
4試合行なった現在、2勝2敗を記録してグループ3位にランクされているオマーンは今回の中国戦、そして16日にマスカットのカーブース・スポーツシティスタジアムでキックオフされる日本戦で少なくとも3位の維持はもちろん、さらには2位躍進の足場を作るという覚悟だ。
オマーンの戦力に比べてかなり秀でた順位に上がっているオマーンだが、イバンコビッチ監督は今の順位に満足できない様子である。
オマーンメディアの<ファイブスターズニュース>によると、イバンコビッチ監督は「もし次の中国戦で勝てなければもうオマーンの監督をしない。私がすべての責任を負う」と決意を新たにした。
過去に山東魯能の司令塔も歴任したイバンコビッチ監督は、最終予選の初戦で日本を撃破してアジア全域を驚かせたりもした。
現在1勝3敗で脱落の危機に陥っている中国を相手に勝報を轟かせることができるだろうか?
スポンサーリンク
また始まった中メディアの操作報道…パク・ハンソに続いてオマーン監督のインタビュー捏造
OSEN

※一部要約
中国メディアがAマッチを控え、相手チームの監督を揺さぶり続けることに熱を上げている。
中国の直播ドットコムは28日、「ブランコ・イバンコビッチ監督が中国に負ければ辞任すると語ったのは嘘の報道」と報じた。
イバンコビッチ監督の立場では、11月のAマッチはオマーンのワールドカップ進出がかかる重大な一戦が待っている。
まず11日の中国戦を皮切りに16日に日本戦まで行わなければならない。
この試合を前に中国現地では、イバンコビッチ監督が中国戦に負ければやめると宣言したという記事が出回った。
だがこれは操作であることが明らかとなった。
直播ドットコムは「イバンコビッチ監督が中国戦で負ければ辞任すると言ったのはフェイクニュース」として、「オマーンメディアや外信からその記事の取材源を見つけることはできない」と指摘した。
先だって中国はベトナム戦を前に、パク・ハンソ監督が中国サッカー代表を卑下したと操作報道したことがある。
当時、彼らは「パク・ハンソ監督が中国について試合開始から30分しかプレーできないチームだと言った」と主張していた。
ただ、ベトナムメディアとパク・ハンソ監督が直接乗り出して正面から反論して当該のデマが鎮まったことがある。
今回のイバンコビッチ監督の発言もやはり操作や誇張報道とみられる。
実はイバンコビッチ監督は2010年に山東泰山を優勝に導いた中国通でもある。
直播ドットコムは「中国メディアがベトナム戦と同様に関連記事でイシューを作って世論を揺るがしている」と批判した。