恒大グループ破産危機、中代表内に広州所属の帰化選手だけで4人
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※一部要約

予期せぬ破産危機に陥った恒大グループのために広州恒大の未来も不透明である。
広州恒大の生存の可否は即ち、中国サッカー界が近年野心的に推進してきた帰化代表選手の政策にも直結している。
やっと帰化させた選手を果たして維持できるのだろうか?

中国政府が8月に不動産開発業者の貸し出しを規制して以降、恒大グループは天文学的な借金を抱え込んで資金難の状態であると確認され、事実上デフォルト状態だと伝えられている。
恒大グループが全面的に支援してきた広州の未来も不透明である。
23日、中国メディアの新浪ドットコムがファビオ・カンナバーロ監督との契約を早期に終了したというニュースを伝えたりもした。
2021中国スーパーリーグは現在、チャンピオンシップと降格ステージ、FAカップを残しているが、優勝の余地が残っている広州がこの競争に入れるかどうかは未知数だ。
もしかすると、そのときにはチームがないこともあるからだ。

そうした中、多くの中国内の視線はUAEシャールジャで行われている中国サッカー代表の練習キャンプに向けられるしかない。
リー・ティエ監督が指揮する中国選手団は、10月のAマッチ期間に繰り広げられる2022FIFAカタールワールドカップ最終予選Bグループ3ラウンドのベトナム戦、4ラウンドのサウジアラビア戦のため現在キャンプを進めているが、ここでともにしている広州所属の選手は9人いる。

そして9人のうち、中国サッカー界が大きな期待をかけて帰化させた外国出身選手は4人にもなる。
イングランド出身DFティアス・ブラウニング、ブラジル出身のエウケソン、アラン、アロイージオがその主人公である。
今回は招集されなかった広州所属の代表ではフェルナンジーニョがいるが、彼もやはりブラジル出身の帰化代表選手だ。


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彼らが母国の代わりに中国国籍を取得したのには様々な理由があるだろう。
母国では代表になるのが難しい選手たちだが、中国では主戦で活動できる実力者なので、新たな挑戦をするためだろう。
これは中国メディアが光を当てている部分でもある。

だが長らく中国リーグで活躍して多くの金銭的待遇を受け入れてきた選手なので、そのような待遇をずっと続けようとする意図も明らかにあるだろう。
中国代表として大活躍することになれば、中国内で認められる価値はさらに高まるほかない。
そのためには中国スーパーリーグ内での立地が堅くなければならないのに、広州が空中分解される危機になったので困り果てるしかない。

さらに中国スーパーリーグの事情も良くない。
2020シーズン終了後、チャンピオンになっても解体の手続きを踏んだ江蘇蘇寧の場合、当時チームの核心で中国代表にも最近ずっと招集されているウー・シーが突然所属チームを失ったとなって難しい時期を過ごしたことがある。
それでもウー・シーは国産の中国選手だったので、上海申花にすぐ入団することができた。

だが帰化選手の状況は簡単ではない。
ほとんどが高額年俸者であり、いくつかのクラブが廃業を申告するほど金銭的事情が良くなくて費用を大幅削減している中国スーパーリーグ内部の雰囲気を見ると、彼らを快く受け入れるチームが果たして出てこられるのか疑問である。
また、現在の中国サッカー代表の核心は長らく足並みを揃えてきた広州の選手だと言えるが、彼らが空中分解されて組織力が少しずつ崩れる可能性も排除できない。

故に恒大グループの破産危機は中国内では単なる経済的イシューに留まらないと見ることができる。
長らく中国スーパーリーグのリーダークラブとして君臨してきたし、それを通じて中国サッカーの体質改善と発展を図ってきた原動力の基盤が揺れているイシューだと言える。
果たして中国サッカー界はどのような解決策を出すのだろうか?


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