イ・ガンインとイ・スンウ、このままではいけない [キム・セフンのスポーツIN]
スポーツ京郷



※一部要約

マラドーナ(1m67)、メッシ(1m69)、ネイマール(1m75)、シャビ(1m70)、イニエスタ(1m70)らは世界のサッカー界の"小さな巨人"である。
パスワーク、シュート力、ドリブルなどの基本技は当代最高だ。
そこに半テンポ早いタイミング、華やかさ、ものすごいスピード、賢さ、誠実さまで加わっている。
体格は小さいが体力は強く力でも押されなかった。
長大な森でも世界のサッカー界を支配した秘訣である。

サッカーで背は絶対的に重要なものではない。
だが最近では科学的な練習を受け、技術とスピードを兼ね備えた長身が非常に多い。
彼らに勝つためにはより速いパスのタイミング、より速いパススピード、より速い判断力、より速い動作、より強い体力が絶対的に必要である。
短身は長身よりも多くの練習と多くの努力が必要にならざるを得ない。

イ・ドンギョン(1m75)、イ・ドンジュン(1m73)、イ・ガンイン(1m73)、イ・スンウ(1m73)らは韓国を代表する短身の攻撃資源だ。
イ・ドンギョンとイ・ドンジュンがしっかり成長しているのに対して、イ・ガンインとイ・スンウは心配になる。


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イ・ガンインは最近、カタールワールドカップアジア最終予選の代表から外れた。
パウロ・ベント監督は「戦術的、戦略的な理由のため」として、「他の選手を(イ・ガンインの)代わりに選抜した」と語った。
イ・ガンインに代わった選手はクォン・チャンフンである。
クォン・チャンフンはイ・ガンインに劣らず基本技が良い。
そに運動量も豊富で守備も熱心だ。
何より試合スピードを活かしてパスをやり取りし、様々な空いたスペースに進入することができる。
イ・ガンインが足りない点はまさにこの点である。

イ・スンウはポルティモネンセ(ポルトガル)にレンタルで行き、シントトロイデン(ベルギー)に復帰した。
ポルティモネンセでプレーした試合は4試合(出場時間30分)だけだった。
ベルギーリーグの1シーズン半では17試合出場、2ゴールに留まった。
以前のイタリア・ヴェローナ所属でも1部(2017~2018)で14試合1ゴール、2部(2018~2019)で23試合1ゴールに終わった。
代表での活躍像もますます下落傾向である。
A代表では11試合に出てゴールがない。
同年代に押されて東京オリンピック代表にも入れなかった。



イ・ガンインは10年間いた"馴染みの"バレンシアを去ってマジョルカに移籍した。
すべてが変わった。
ユース出身のメリットもない。
ひたすら実力ですべてのことを証明しなければならない。
イ・ガンインは中央攻撃型MFくらいしか消化できるポジションがない限界を乗り越えなければならない。
パスはドリブルより速い。
イ・ガンインもドリブルよりパスをまず考えなければならない。
イ・ガンインはボールを取ると長く持つ。
チームプレーのスピードを落とすしかない。
同僚が走ってイ・ガンインがボールを持てば、いったん止まってパスを待たなければならないからだ。
ジネディーヌ・ジダンはDFが迫るとパスをして、DFがいなければドリブルをする。
試合のスピードをそのまま活かす。
イ・ガンインは守備力もつけなければならない。
最近では守備をしないMFの使いみちがない。
さらにマジョルカは1部に昇格したばかりのチームである。

イ・スンウは技術と体力をどちらも引き上げなければならない。
幼い頃は技術とパワーが同年代よりも良かった。
だが今では技術は足踏みし、体力はむしろ劣勢である。
他の人たちは成長しているのに、イ・スンウは幼い頃のままというわけだ。
幼い頃のイ・スンウを完全に忘れ、今は謙虚に心身を低くして、汗を流してもっと学ばなければならない。
でなければイ・スンウは"韓国のメッシ"と好評された有望株ではなく、特徴のない平凡な選手に完全に転落するかもしれない。

イ・ガンインとイ・スンウが大成功し、大型選手を夢見る短身有望株の確かな希望になることを願っている。



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