"全州城で初直観"パク・チソン、「全北選手のヨーロッパ進出を助けたい」
ベストイレブン

※一部要約
全北現代のパク・チソンアドバイザーが業務を引き受けてから初めてホーム球場を訪れた。
全北は今シーズンを控えてパク・チソン委員に要職を任せた。
英国ロンドンに居住しているパク・チソン委員はシーズン序盤に英国から全北と疎通し、ユース業務やクラブの長期的なプランに対してアドバイスした。
そうする中で7月に韓国入りして全北のユースチームの現場を頻繁に訪れた。
7日には全州ワールドカップ競技場を訪れて全北と大邸FCの"ハナワンキューKリーグ1・2021"23ラウンドを観戦する。
試合開始前にパク委員は取材陣と会い、業務についての紹介をした。
まずはじめに「私が変えられることは変えようとする。ヨーロッパのユースチームで使っているシステムが国内のユースチームではまだ普遍化されていない。クラブ内部の事情なので詳しく申し上げるのは難しい。就任当初はユース関連の業務に集中した。どの方向に進めば良いのか話をした。練習スケジュール、集中すべき部分に関して話した」と聞かせた。
続けて「時間が経ってプロチームにも気を使っている。キム・サンシク監督と着実に疎通している。長期的なプラン、選手団の構成などに影響を及ぼしている。どうすれば選手により良い環境を作れるか悩んでいる。連盟の政策がチームに役立つのなら推進しようと思う」と付け加えた。
パク委員はヨーロッパに住む長所もあると語った。
彼は「ヨーロッパのエージェントと直接連絡して選手の推薦を受けたり、推薦するメリットがある。エージェントが私に問い合わせをする。ヨーロッパで通用するだけの全北選手がいればヨーロッパに推薦できる」というのが彼の説明である。
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非常勤職アドバイザーを選んだパク・チソン、ヨーロッパのネットワークを積極的に活用する
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※一部要約
全北は1月にパクアドバイザーを任命した。
パクアドバイザーは全北の選手選抜や育成、スカウティングや練習システムを提示する助言者の役割を引き受けた。
だが期待とは違って全州に常駐せず、現在居住している英国から非常勤体制で働く。
パクアドバイザーは馴染みの薄い肩書であるアドバイザーの身分で働くことになった理由について「クラブでサッカー選手ができる技術的な部分はテクニカルディレクターがするものだと思う。ただし、テクニカルディレクターは常駐しなければならない。私は常駐が難しくてアドバイザーの職責を引き受けた。海外からアドバイスするのが私の業務だ。様々な分野からアドバイスしている」と説明した。
パクアドバイザーは英国に住居があって非常勤職を選んだ。
非常勤職のため業務を見るのに制限があるのではないか。
パクアドバイザーはむしろ、今のように海外を自由に行き来できない環境では英国に常駐することが役に立てるという認識を示した。
「最近はなにしろIT技術が発達して連絡をしやすい。電話、Eメールでクラブと疎通している。ヨーロッパのエージェントに連絡して選手の推薦を受けることにメリットがある。クラブを助けることができる。エージェントも私に問い合わせをする。ヨーロッパでプレーするだけの技量がある選手がいればヨーロッパに推薦できる。ヨーロッパでもアジア圏の選手を関心を持って見守っている。十分可能性がある。全北でどれだけ能力を見せるかが重要だ。技量がある選手は積極的に推薦しようと思う」
パクアドバイザーが就任して全北はヨーロッパサッカー界とネットワークがさらに強化された。
過去に全北で活躍した選手は中国や中東に移籍するケースが多かった。
イ・ジェソンくらいがドイツ2部リーグに挑戦したケースである。
パクアドバイザーが就任してから有望株のヨーロッパ挑戦がもっと良くなるかもしれない。
選手にもモチベーションができる。
パクアドバイザーは業務を遂行して8月中旬に英国へ出国する予定だ。