パク・ハンソのベトナム、シン・テヨンのインドネシアを制圧
世界日報
※一部要約
パク・ハンソ監督は最近数年間、ベトナムサッカーを東南アジアのトップクラスに導いて一躍国民的英雄に浮上した。
自然とこの地域で韓国サッカーの地位もぐんと上がり、韓国指導者の招聘に関心を持つ国も増えた。
結局、去年1月にシン・テヨン元代表監督がインドネシアの司令塔に就任した。
東南アジアで韓国監督間の"コリアンダービーも"期待できることになった。
彼らの最初の対決がワールドカップ地区予選という重要な舞台で繰り広げられた。
勝者はパク・ハンソ監督だった。
ベトナムは8日、UAEドバイのアル・マクトゥーム・スタジアムで行われたインドネシアとの2022カタールワールドカップアジア地区2次予選G組6次戦で4-0の大勝をおさめた。
当初からベトナムの絶対的優勢が予想された試合だった。
ベトナムは最精鋭を集めて歴代初のワールドカップ最終予選進出を狙っているところだが、シン監督就任前にもう最下位で最終予選進出に挫折していたインドネシアは若手選手中心で将来のためにチーム運営をしているところだったからだ。
ただし、インドネシアは4日のタイとの試合に0-0で引き分けたのに続き、この日もベトナムとの前半まで0-0で拮抗した勝負をして未来のための希望を育んだ。
この日の勝利で6試合連続無敗(4勝2分け・勝ち点14・ゴール得失+8)を続けたベトナムは、UAE(4勝2敗・勝ち点12)に勝ち点2差でリードしてG組首位を守った。
ベトナムが12日にマレーシアとの7次戦に勝利し、同日にシン・テヨン監督のインドネシアがUAEの足首を掴めば、ベトナムは2次予選の最終戦の結果に関係なく最終予選進出を達成する。
パク・ハンソ-シン・テヨン監督の対決、ベトナム-インドメディアの加熱した代行神経戦
OSEN
※一部要約
韓国では2人の指導者の勝負を微笑ましく眺めていたが、現地の雰囲気はまったく違った。
両国は命運をかけてライバル国を下すために韓国指導者を連れてきたので期待感がすごかった。
両国メディアも試合前から戦闘的な雰囲気を漂わせた。
インドネシアメディアの"ボーラ"も試合前から「Kリーグ時代にシン・テヨン監督はパク・ハンソ監督に8勝1分け1敗で圧倒的に上回っていた」とベトナムを刺激した。
それに対してベトナムメディアの"ジン"は「シン・テヨン監督は韓国最高のチームを指揮し、パク・ハンソ監督は弱いチームを指揮していた。東南アジアの試合でパク・ハンソ監督のようにこれほど多くの記録を作った監督がいただろうか。両監督の比較は無意味」と受け返した。
インドネシアが0-4で完敗した後、新聞の論調も変わった。
"ボーラ"は「インドネシアは完全に無気力だった。タイと2-2で引き分けた姿は見られなかった。インドネシアは初失点の後で崩れた。今回の対戦ではシン・テヨン監督がベトナムに負けた」と失望した。
"ジン"は「パク・ハンソ監督の生徒たちがインドネシアを4-0でぎゃく○つした」と大勝を喜んだ。
日本監督に失望したタイのファン「我々もパク・ハンソ監督のような韓国指導者を連れてこよう」
OSEN
※一部要約
タイサッカー代表は8日、ドバイで開催された"2022カタールワールドカップアジア地区2次予選"でアラブ・エミレートに1-3で完敗した。
G組3位に押されて事実上、ワールドカップ最終予選進出が難しくなかった。
試合後、タイのファンは西野朗タイ代表監督に非難の矛先を向けている。
タイは2019年にライバルのベトナムを牽制するためにアキラ監督を迎えた。
パク・ハンソ監督が就任してから成功街道を走るベトナムをベンチマーキングするという意図だった。
だがアキラ監督は完全に信頼を失った。
タイのファンは「韓国監督が必要だ。タイの守備力向上に役立つだろう。ベトナムが最高の証拠」、「UAE戦の敗北は監督のせいだ。西野が指揮帽を取ってからタイは自信がない」と指摘した。
タイのファンはインドネシア戦で優れた活躍をしたタナワットをUAE戦で外した西野監督の用兵術が間違っていたと批判している。
タイ選手をろくに知らず起用しているということだ。
パク・ハンソ監督の成功の後、東南アジアで韓国指導者のラッシュが進んでいる。
韓国代表出身のシン・テヨン監督がインドネシア代表を引き受けてベトナムと韓国監督対決を繰り広げたりもした。
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