消えない韓日戦の余波「世論・雰囲気をわかっている」というベント監督、見守ろう
スポータルコリア
※一部要約
「代表に対する世論と雰囲気があるのはわかっている。尊重する。正しくても間違っていてもトルクメニスタン戦だけに気を使う」
韓日戦0-3の横浜惨事から約3ヶ月近くが過ぎた。
当時、ソン・フンミンやファン・ウィジョらヨーロッパ組を含めた主軸が抜けていたというが、韓国サッカーの無気力な姿を見守った国民は大きく失望した。
果たして2022カタールワールドカップアジア地区2次予選で3試合すべてを取り、国民の気持ちをある程度は和らげるだろうか。
韓国サッカー代表は5日午後8時、高陽総合運動場でトルクメニスタンを相手にする。
最終予選に向かう運命の3連戦が開かれる。
客観的戦力、FIFAランキング、ホームの利点などすべての面で韓国が有利だが、グループ1位で最終予選に上がれるという保証はない。
プレミアリーグを騒がせたソン・フンミン、フランス・リーグアンで最高のシーズンを過ごしたファン・ウィジョまで。
久しぶりに完全体が集まり、低迷した韓国サッカーの雰囲気を生き返らせてカタールに向かう土台を固めるという意志だ。
それでもベント監督についた疑問符、韓日戦の惨敗に対する不信の世論は簡単には消えずにいる。
本人もわかっていた。
ベント監督はトルクメニスタン戦前日の4日、非対面公式記者会見に出た。
まだ韓日戦の余波が消えていないからか、"反転は可能か"という質問が出てきた。
彼は「他の部分には気を使う暇がない。代表への世論と雰囲気があるのはわかっている。尊重する。正しくても間違っていても迫る試合に集中する。明日の試合の勝利に焦点を合わせている。ただ勝ち点3だけを考える。すべての力を注ぐ」と強調した。
久しぶりに完全体が集まったので、変わった競技力を期待する必要がある。
だが2019年9月10日にホームでトルクメニスタンを圧倒しても、2-0でやっと勝てた試合を思い出さなければならない。
今回も引いてくるのは明らかだ。
"密集守備をどう突破するのか"が鍵である。
これまでやってきたスタイルに固執すれば苦しむこともあり得る。
そのスタイルが諸刃の剣であるビルドアップだ。
作っていくことも重要だが、勝利のためにロングボールを蹴って入れ、様々なパターンによって解決していくべきである。
ベント監督は「スタイルは相手によって変わり得る部分だ。引いて我々を相手にすれば、ビルドアップ方法や地点が変わる。大枠で維持していくことが重要」と状況による変化を示唆した。
それとともに「我々は常にどんな試合でも様々な対応方法を準備する。枠組みの中で我々の長所を活かし、選手の特性を上手く組み込めば密集守備を克服できると思う」と自信をあらわした。
阻まれたときに果たしてベントがどんな戦略と用兵術で危機を克服できるかが関心事だ。
トルクメニスタン戦で最初のボタンが上手くつければ、弱体のスリランカと難敵のレバノンまで上り調子をつないで、目標にする3勝とグループ1位の最終予選行きをすることができる。
思い出したくないが、初戦から拙い試合をすればベント監督の「自分と代表への世論、雰囲気をわかっている」というのは単なる甘い言葉だったというのが露見する。
こじれたら言い訳の種もない。
ひとまずは見守ろう。
評価は終わってからでも遅くない。
【関連記事】
・【日韓戦】韓国メディア:日本に利用だけされて終わった…聖火リレーの日に惨事と屈辱だけ追加
・【日韓戦】韓国メディア:10年の札幌より屈辱的な横浜大惨事…臆病者のベント監督は大韓海峡を泳いで渡れ
・【日韓戦】韓国反応「札幌惨事vs今日の韓日戦」「八百長級の競技力」「南野を応援しなければならない」
・【日韓戦】韓国記者、サッカー人の嘆き「日本がレアル・マドリードに見えた」「最終予選で勝てるのか?」
・韓国データ分析者「日韓戦を4回見て怒りが爆発したがデータは導き出された」
・韓国記者「韓日戦の完敗は忘れたい屈辱だが定期的にする必要がある」
・韓国サッカーコーチ「パウロ・ベントは韓国代表監督で合ってるのか…カリスマ、情熱、自信もない」
・韓国メディア:韓日戦惨敗の監督と協会、謝罪だけで終わりなのか…このまま2次予選に出れば国民への欺瞞
・韓国エージェント:韓サッカーの停滞状況は文化の閉鎖性に起因…韓日戦で日本の成長に感心
・韓国エージェント:韓サッカーの停滞状況は文化の閉鎖性に起因…韓日戦で日本の成長に感心