"監督韓日戦"…シン・テヨンのインドネシア、ワールドカップ予選で初の引き分け
SPOTVニュース

※一部要約
ワールドカップアジア地区予選で拮抗した"監督韓日戦"があった。
シン・テヨンインドネシア監督と西野朗タイ監督の知略対決だった。
一段階下のインドネシアがタイと引き分け、ワールドカップ予選で初めて勝点を確保した。
シン・テヨン監督が率いるインドネシアは4日、UAEドバイのアル・マクトゥーム・スタジアムで行われた2022FIFAカタールワールドカップアジア2次予選G組7次戦でタイと会った。
タイはロシアワールドカップアジア地区最終予選にも進出しただけに、東南アジアで強いチームだ。
インドネシアは2年前にホームでタイに0-3で大敗したが、今回は違った。
拮抗した勝負の末に貴重な勝点1を手にした。
シン・テヨン監督は"監督韓日戦"の後、"韓国人ダービー"をしなければならない。
インドネシアは8日明け方にパク・ハンソ監督のベトナムと対決する予定だ。
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西野のタイの足首を掴んだシンのインドネシア産唐辛子粉(※「唐辛子粉をまく」で妨害するの意味になる)
ベストイレブン

※一部要約
勝てなかったがシン監督とインドネシアにとっては大きな成果のある試合だった。
シン監督はインドネシアの司令塔に就任してから初の公式大会で行った試合で勝ち点1を手にした。
何より自分がインドネシアの指揮棒を取る前に5戦全敗し、早くにカタールワールドカップ本戦へのレースから押し出されたインドネシアが手にした初めての勝ち点という点で意味がある。
また、得点の時間帯が物語るように、押されることのないシーソーゲームを繰り広げた。
最近、タイがベトナムとともに東南アジア最高レベルの戦力を誇っていることを考慮すれば、このような善戦はインドネシアのサッカーファンを満足させるのに十分である。
西野朗監督が率いるタイにとっては痛恨の引き分けだ。
タイはこの日のインドネシア戦を皮切りに7日のUAE戦、15日のマレーシア戦を控えている。
客観的な戦力的にインドネシアが最も簡単な相手だった。
さらに、先述したように、順位争いで最終予選行きが不可能なインドネシアはモチベーションがかなり落ちた状態だった。
それでも2-2で引き分けてしまった。
もともとインドネシアを下して2位に跳躍する計画だったタイは、勝ち点1を追加するのに留まって3位から脱することができなかった。
これはシン監督が今回の対決を前にして語った発言と妙に重なる。
シン監督は<ベストイレブン>をはじめとする様々な韓国メディアと行ったインタビューで、今回のカタールワールドカップ2次予選の残り試合について「我々に勝てないチームは最終予選に行けないだろう」と語ったことがある。
ワールドカップと関係ない状態になっても勝負を放棄するつもりはないとして、自分たちに足首を掴まれるチームが順位争いで苦しむと警告を飛ばしたのだ。
実際、タイは今そのような危機に直面した。
一方、シン監督はパク・ハンソ監督が率いるベトナムと引くことのできない勝負を準備することになる。
韓国人指導者の知略対決に大きな関心が集まるこの試合で、勝ち点11でG組首位を走るベトナムの足首を掴めるか注目される。