"韓日戦大敗"韓国、4月のFIFAランキング39位に下落…ベルギー1位
OSEN



※一部要約

韓日戦に完敗した大韓民国のFIFAランキングが下落した。

韓国はFIFAが7日に発表した2021年4月の男子サッカー世界ランキングで、2月発表時(1465点)より低い1460点を記録して38位から39位に順位が下がった。

アジア国家の中では韓国を下した日本が28位で最も高かった。
日本は韓国戦に続き、モンゴルとの2022カタールワールドカップアジア地区2次予選でも14-0で勝利した。

イランが31位で後に続いた。

上位"トップ6"の国は変動がなかった。

ベルギーが1783.38点で1位を守り、2位からフランス、ブラジル、イングランド、ポルトガル、スペインの順だった。

イタリアが先月から3段階登って7位に上がり、8位アルゼンチン、9位ウルグアイ、10位デンマークだった。


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[キム・ビョンユンの蹴球思い] ベント、韓国サッカー代表監督で合ってるのか
スポータルコリア



※一部要約

先月3月25日に日本横浜にある日産スタジアムで繰り広げられた韓日戦での韓国の0-3の屈辱的な敗北に対する非難が簡単にはおさまらずにいる。
これは代表にふさわしくない、歴代で最も無気力な試合内容のためである。
もちろn試合は勝つことも負けることもある。
だが敗れても戦術や戦略、精神力などを基にした試合内容だけはある程度納得がいくものでなければならない。
しかし、韓日戦での試合内容は論じる必要性もなく戦術、戦略、精神力のすべてが失踪した3無試合そのものだった。

そのような原因の中心にはパウロ・ベント監督の指導力がある。
ベント監督は2018年8月に代表の指揮棒を手にして、後方ビルドアップによる攻撃サッカーを強調した。
だがこれは単なる言葉に留まっているだけで、実際の試合では就任当初に韓国で行われた評価試合以外の試合だと満足にあらわれなかった。
これはベント監督の後方ビルドアップサッカーの哲学が現実とマッチしていないというところにある。
後方ビルドアップが効率的であるためには、多様性のある攻撃展開が前提になければならない。

だがベント監督の後方ビルドアップサッカーはそれを無視したままバックパスや横パスを乱発し、両サイドだけに固執する単純なビルドアップに焦点が合わせられている。
結局、これは現代サッカーの鍵であるスピードに反する非現実的なサッカーであり、ベント監督が明言している攻撃サッカーにも悪影響を及ぼしている。
故にベント監督のサッカーは一言で、苦しいビルドアップサッカーを抜け出せずにいる。
それでもベント監督は発展のための改善や変化を無視したまま、就任からひたすら「我々のチームだけのアイデンティティと戦術を作る」という話だけを繰り返している。

ベント監督は4人のコーチを同行して凱旋将軍のように韓国サッカーに姿をあらわした。
ポルトガルサッカーは1990年代まで世界サッカーの辺境だった。
だがその後、戦術周期化(※ピリオダイゼーション)の練習プログラムの考案でポルトガルサッカーは多くの有望株を輩出し、約1000万人の国民数にもかかわらず現在は世界サッカーの強豪と評価されている。

それではまだ韓国サッカーはもちろん、アジアで馴染みのない戦術周期化とは果たして何か。
それは相手チームを予め分析した後、それに対応する戦術練習を通じて技術やフィジカル、心理的な部分がついてくるようにする構造化された練習方法だ。
ベント監督はこのような独特の練習方法に、自らのレベルの高い知識を積んでいる。
この点に韓国サッカーは約25億(契約金+年俸)という巨額の条件で代表の司令塔に指名した。
なのでベント監督に対する期待は大きかった。

ところが就任2年7ヶ月余りが過ぎた現在、ベント監督には期待よりも非難や失望がますます高まっている。
これは全面的に戦術周期化による後方ビルドアップサッカーの哲学と実際の試合内容・結果が、それとはまったく相反して失望する拙戦の競技力を見せているかだ。
その頂点には韓日戦が座っている。
韓日戦で見せたベント監督の指導力は文字通り落第点だった。
その例は周期化の核心である相手の分析による戦術、戦略対応の失敗である。

この点はイ・ガンインのゼロトップ起用に始まり、走ってばかりで実効性のない前方プレスも外せない一部門だ。
より大きな問題は、コンディションの不在で後方ビルドアップが口だけに終わったというところにある。
結局、それにより攻撃は日本にとってまったく威嚇的ではなく、守備も崩壊して弄ばれてしまった。
この部分は明らかにベント監督の指導力だけでなく、戦術周期化の重要な役割者であるヘッドコーチやフィジカルコーチの指導力も俎上に載せるに十分だ。

指導者のサッカーに対する理論習得の能力は、指導力とマッチしていなければならない。
もしそうでなければ、短命な指導者生活を営むしかない。
なのでサッカーにおいて理論家は現場の指導者として成功するのが難しいという話が広く知られている。
ベント監督はポルトガルの監督を歴任したが、ヨーロッパの舞台で指導力を認められずにいる指導者だ。
そのようなベント監督が言葉を前面に出すサッカーで自分を美化することだけに汲々とし、到底負けてはならない韓日戦で惨敗して国民の情緒と自尊心に傷だけをもたらしてしまった。

90分の試合で枠内シュートがわずか1本に終わったという事実は、代表監督としての資質が未達である。
明らかにベント監督就任以降、韓国サッカーの最大の強みだった精神力による闘志まで失い、ついには宿敵日本に恥ずかしい皮肉まで聞かされる境遇に転落してしまった。

韓国サッカーは国内の評価試合で満足な結果を得るために、ベント監督に代表の指揮棒を任せたのではない。
あくまでも韓国サッカーを一段階発展させるために司令塔に内定させた。
大韓サッカー協会(KFA)が明かした選任の背景は"カリスマや情熱、自信、そして確固たるサッカー哲学、先進練習プログラムなどハイレベルな専門性を持っている"だった。
だがベント監督の確固たるサッカー哲学は非効率的な後方ビルドアップサッカーだというのが明らかになり、また先進練習プログラムもやはり戦術周期化とはまったくマッチしない不合理な練習プログラムに終わっているというのが事実だ。

そこにカリスマ、情熱、自信も見つけられないなか、むしろ自信は韓国サッカーとサッカー人に対する"無視"の思考力と受け取られ、"コミュニケーション不通"という素顔まであらわれ、とうとう激しい批判に襲われてしまった。
現在の雰囲気はベント監督の運命まで議論されるほど最悪である。
明らかに我執に近いベント監督の言葉を前面に出す非現実的なサッカー哲学は、韓国サッカーにとって何の役にも立てない。
結局、それにより韓国サッカーはジレンマに陥ることになった。
今や精神力による闘志を前面に出す、代表らしい競技力でビジョンと希望を持つ韓国サッカーに生まれ変わることを願う国民とサッカーファンは多い。

キム・ビョンユン(元龍仁サッカーセンターコーチ)


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