"マルチゴール"リョウヘイ、「私への憂慮はわかっている…忠南牙山に報いる」
ベストイレブン
※一部要約
忠南牙山FCのリョウヘイは過去の前歴で睨まれている。
日本で"デート暴力"により取り沙汰されたからだ。
法的手続きは終わったが、リョウヘイへの視線は暖かくないのが事実である。
だからリョウヘイはすべてを甘受して努力するという姿を見せた。
とりわけ自分を受け入れた忠南牙山のために「報いる」という言葉を残した。
13日午後4時、忠清南道牙山市にあるイ・スンシン総合運動場でハナワンキューKリーグ2・2021の3ラウンド、忠南牙山-釜山アイパーク戦が繰り広げられた。
ホームチームの忠南牙山が4-0の完勝をおさめた。
リョウヘイは試合後の記者会見に殊勲選手として参加した。
まずリョウヘイは「シーズン最初の勝利を挙げられてホッとしている。チームメイトと喜びを分かち合えて嬉しい」と切り出した。
続けて自分の過ちが生む批判の世論について、明確な考えを明かした。
リョウヘイは「私への憂慮はわかっている。忠清南道の牙山市民の皆さんに本当に申し訳ない」として、「牙山に報いたい。牙山の勝利のために最善を尽くすのはもちろん、地域社会に奉仕活動などで努力する」と、過ぎ去った時間を清めるための姿勢を見せた。
[現場の声] リョウヘイ、「牙山市民に陳謝…奉仕活動で贖罪する」
スポータルコリア
※一部要約
リョウヘイは忠南牙山が獲得する過程で、デート暴力で論難となった。
だが忠南牙山は獲得を撤回せず、試合に出場させた。
そしてリョウヘイは大活躍を繰り広げ、牙山市民に贖罪の意を伝えた。
リョウヘイは「私を受け入れて信じてくれたクラブに感謝する気持ちで熱心にプレーした。私のせいで論難になったことについて申し訳なく思う。忠清南道の牙山市民の皆さんにとても申し訳ない」と言及した。
続けて「牙山市民の関心と応援に感謝する。また、社会的弱者、脆弱階層のための奉仕活動で報いたい。これからの試合で最善を尽くし、熱心にプレーして勝利することができるようにする」と付け加えた。
リョウヘイが感じたKリーグはどうだったのだろう。
リョウヘイは「Kリーグはタフで競り合いが激しく、運動量が多いリーグだ。私は技術的な面で自信があるので、もっと奮発しなければならないだろう。今日の試合も明らかに良かったが、ミスもあった。もっと良い姿をお見せする」と覚悟を明かした。
パク・ドンヒョク監督はリョウヘイについて「気苦労をかなりしている選手だ。なので競技場で多くを見せようとしている」ともどかしく思う気持ちをあらわした。
また、Jリーグでプレーした経験があるのでリョウヘイを思う気持ちは格別だ。
リョウヘイは「監督が私をとても信じてくれている。チャンスを貰うたびに必ず応えられるよう努力する」と強調した。
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