[キム・ジョンヨンon中国] 続く混乱、江蘇の外国人大脱出に"解体危機"2チームまで
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※一部要約

中国スーパーリーグの過激なサラリーキャップ導入の過程は混乱の連続である。
ヨーロッパでもどのような波紋が迫ってくるのか鋭意注視している。

スーパーリーグは今シーズンからサラリーキャップを導入することにした。
それに先立ち、各クラブは去年までの年俸を支障なく支給することにしたという証明書を選手およびコーチングスタッフ全員のサインを受けて、1月29日までに中国サッカー協会に提出しなければならなかった。

証明書の提出に失敗したチームは16チーム中2チームだ。
重慶当代力帆と天津タイガースである。
両クラブはもっと待って欲しいと要請したが、規定を厳格に適用すれば登録が不可能なため、極端な場合は解体もあり得る。
通常、サラリーキャップを導入する理由は財政の健全性と戦力平準化のためだが、中国サッカーの今回の歩みは会計の透明性を先に確保するための措置という分析があり、両チームは基準をクリアできなかった。
特に重慶はチャン・ウェリョン監督が率いて6位の好成績を上げたが、不良会計に足を引っ張られた。

江蘇はこの事態が起きる前からすでに困難な状況にあった。
数ヶ月にわたって賃金が支給されなかったと伝えられていたが、Kリーグで現役時代にオリという登録名でプレーしたコスミン・オラロイ監督から、外国人選手の全員が招集に参加しなかった。
去年、クラブ史上初めてスーパーリーグで優勝したが、すぐに空中分解の危機となったのだ。


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オラロイ監督は賃金未払いによる契約解除をFIFAに要請したという。
FIFAは3ヶ月以上賃金未払いになれば、選手あるいは指導者が望めば契約をすぐに解除できるようにしている。
2014年にサウジアラビアのアル・シャバブに移籍したパク・チュヨンも、この規定で契約を早期終了してからFCソウルに入団したケースである。

中国のこの事態はヨーロッパでも鋭意注視している。
江蘇の親企業である蘇寧はイタリアの名門インテル・ミラノも所有しているため、イタリアメディアの関心事だ。
最近、蘇寧がインテルの運営から手を引くという報道が出たこともある。
江蘇所属のFWエデルは2018年にインテルからやってきたイタリア代表だが、今回の事態をキッカケにインテルに再移籍するかもしれないという観測が"トゥットスポルト"から出てきた。

江蘇からすでに契約を解除して出たアレックス・テイシェイラは、シャフタール・ドネツク時代にすでにヨーロッパで競争力を証明した選手なので、様々なビッグリーグクラブの関心を集めた。
リバプールやアストン・ヴィラがアプローチし、トルコの名門トラブゾンスポル移籍が有力だと伝えられている。

江蘇の外国人で最高のスターであるブラジル代表出身CBのジョアン・ミランダもやはり離脱する可能性が高い。
ブラジル"ア・トリビューナ"は37歳の老将ミランダがフラメンゴ移籍を望んでいると報じたことがある。
当時の報道はミランダが6月の契約満了を待つという内容だったが、すぐに解放されるなら早期移籍が可能である。

重慶はスペイン・ラ・リーガのグラナダとクラブオーナーが同じであるため、かなりの関心を集めている。
重慶が賃金をきちんと支払えなかったということは、グラナダの経営にも影響を及ぼしかねず、スペイン日刊紙"マルカ"などが注目しているところだ。

3クラブの他にも、今後さらに大きな衝撃が差し迫っている可能性が存在する。
スーパーリーグはサラリーキャップに猶予期間を置くことにしたにもかかわらず、すべての選手が契約書を新たに書くことになった。
やはり透明性を高めるための措置とみられる。
ところが選手が強制再契約に同意しなければ、リーグに参加させる方法がない。
以前は年俸の損害を甘受して2軍に降格させたりもしたが、サラリーキャップという規定や最近悪化した中国サッカー界の資金事情のため、そうすることもできない。
結局、外国人選手が再契約を拒否して堪えられなければ、自由契約にする可能性もあるという見通しが各国メディアから少しずつ提起されている。

キム・ミンジェの北京国安の同僚であるジョナタン・ビエラは、"古巣"のスペイン2部のラス・パルマスが自由契約で獲得することを期待しているという語調の記事が継続的に出ていることろだ。
重慶のマルシーニョはブラジルのフォルタレーザ復帰を推進したことがあり、大連プロのサロモン・ロンドンは契約期間が2年残っているがヨーロッパ再進出を希望しているという。

逆に上海ポート(旧上海上港)のスターFWマルコ・アルナウトヴィッチは、すぐFAになってボローニャに合流する可能性があるとイタリア"コリエレ・デッロ・スポルト"が予想したことがあったが、それから中国残留を宣言した。
クラブが1月29日までに書類を提出するかどうか見守ったものと解釈できる。


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