身代金60億"人民ナウド"ハン・グァンソンが国連の対北制裁で北韓行き
ファイナンシャルニュース

※一部要約
"北韓ロナウド(人民ナウド)"と呼ばれた北韓サッカースターのハン・グァンソンが、海外生活を終えて北韓に帰る見通しだ。
北韓の海外労働者を一括追放する趣旨の国連対北制裁が主な原因だったと解釈される。
27日、アメリカの声(VOA)などの外信によると、カタールのサッカーチームであるアル・ドゥハイル所属だったハン・グァンソンは去年9月に放出された。
原因は対北制裁だった。
その後、ハン・グァンソンは新チームを探したが、受け入れられなかったため北韓に帰ることになったという。
ハン・グァンソンはイタリアリーグで活躍し、"人民ナウド"とも呼ばれた。
ユベントスFCとアン・ジョンファンも身を置いていたACペルージャ、カリアリ・カルチョでFWとして活躍した。
特にユベントスに移籍した当時、ハン・グァンソンの移籍金は500万ユーロ(約67億ウォン)だった。
その他にも、最後の所属チームであるアル・ドゥハイルがハン・グァンソンを獲得したときは韓貨で64億ウォン水準の移籍金を払った。
2019年の第17回AFCアジアカップでは北韓代表でも活躍した。
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"20億の年俸を北送金"ハン・グァンソン、対北制裁で北韓カムバック
OSEN

※一部要約
「マレーシアのセランゴールFCがハン・グァンソンの所属チームであるアル・ドゥハイルとレンタルで獲得交渉をしたが成立しなかった」として、「ハン・グァンソンはコロナ19の余波でまだ北韓に入れていない。近いうちに中国を通じて入る予定」と伝えた。
ハン・グァンソンは2014年にタイで行われたAFC U-16チャンピオンシップ決勝で韓国を2-1で下し、北韓の優勝を牽引して注目されていた。
2015年のFIFAチリU-17ワールドカップでは北韓の16強進出を導いた。
2016年には韓国のイ・スンウとともに、英国ガーディアンが選定した1998年生まれで最高のサッカー有望株50人に名前を上げた。
2015年にイタリアのカリアリ・カルチョのユースチームを通じてヨーロッパに進出したハン・グァンソンは2019年にユベントス入団、驚かされるニュースを伝えた。
期待ほどの成長もできなかったが、突然の対北制裁のために困難を経験した。
国連安全保障理事会が2017年に採択した決議2397号により、ハン・グァンソンはヨーロッパでプレーできない状況になった。
対北制裁でハン・グァンソンはユベントス1軍で1試合もプレーできないまま、去年1月にカタールのアル・ドゥハイルSCに移籍した。
一方、年俸160万ユーロ(20億ウォン)以上を受けていたハン・グァンソンは、現地での生活費200万ウォン程度だけを除いてすべて北韓に送金していたという。
これで国際社会の対北制裁の対象に上がった北韓サッカー選手3人はすべて海外の舞台から退出させられた。