[単独] カン・スイル、5年ぶりに任意脱退解除…国内復帰可能
ベストイレブン



※一部要約

2015年に代表にもしばしば名前を上げていたカン・スイルの任意脱退が解除された。
カン・スイルのKリーグ最後の所属チームの済州ユナイテッドが選手の任意脱退を撤回し、国内に復帰できるようになった。

最近、カン・スイルは済州と相互合意の下で契約を解除し、自由契約(FA)身分に解かれた。
2015年8月28日に任意脱退の公示を受けてから5年4ヶ月ぶりだ。

これでカン・スイルは紆余曲折の末にFA資格を得て、2021シーズンに国内の舞台に復帰できるようになった。
冬の移籍市場で国内の舞台に戻ることになれば、やはり5年ぶりの復帰というわけだ。

2007年に仁川ユナイテッドからプロデビューしたカン・スイルは、波乱万丈なキャリアを持つ選手である。
2013シーズンまであまり頭角を現せずにいたが、2014シーズンにレンタル先の浦項スティーラーズでいわゆる"ポテン(※シャル)"が爆発し、翌年に済州ユナイテッドに復帰して14試合で5ゴール2アシストを上げてウリ・シュティーリケ監督が率いる2015AFCカタールアジアカップの代表リストにまで入った。

だがその年の6月、UAE-ミャンマーとのAマッチ2連戦を控えて実施したドーピングテストで、頭に発毛剤を塗ったことで陽性反応が出て途中下車したのに続き、8月には飲酒運転で摘発されて任意脱退が決まった。
このシーズンに済州で14試合5ゴール2アシストを記録していたので残念な歩みだった。

その後、しばらく試合出場停止の懲戒で国内の舞台はもちろん、実戦に出られなかったカン・スイルは2017年に日本J2リーグに活路を見出した。
その年にザスパクサツ群馬で活躍した。
2018年から2019年まではタイ・プレミアリーグのラーチャブリー・ミトポンでチームの主砲として活躍したりもした。

だがカン・スイルは韓国が恋しかった。
故国の韓国でキャリア最後の火花を燃やしたかった。
なので去年からKリーグで直前の所属チームだった済州にずっと訴え、国内復帰を打診した。

その結果、済州復帰は失敗に終わったが、済州が任意脱退を解いて国内の舞台に帰ってくることはできるようになった。


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"飲酒運転の前歴"カン・ジョンホはダメだが…カン・スイルは可能か?
オーマイニュース



※一部要約

カン・スイルはAマッチを控えて実施したドーピングテストで、頭に発毛剤を塗ったことが摘発されて陽性反応が出て代表から途中下車した。
発毛剤のようなものはステロイドなどの禁止薬品の成分が入っていることが多いため、スポーツ選手にとってはタブーも同然である。
プロサッカー連盟はカン・スイルにKリーグ15試合出場停止という重い懲戒を下し、所属チームにも大きな迷惑をかけた。

だが本当の決定打は飲酒運転だった。
同年8月にカン・スイルは議政府で泥酔状態で飲酒運転をして、衝突事故を起こして警察に摘発された。
カン・スイルが飲酒運転をした時点は、ドーピング波紋でKリーグの懲戒が下されてわずか2週間も経っていないときだった。

飲酒運転自体も重犯罪だが、カン・スイルはともすれば他人の人命被害に繋がりかねない接触事故まで起こし、警察の調査のときにはじめは運転手を交換して事実を隠そうとし、怪しいと感じた警察の追及で最終的に一歩遅れてようやく白状したことがわかった。
さらにカン・スイルは、クラブに関連の事実をしっかりと報告もせずにしばらく行方をくらませた。

ドーピング波紋のときは実際、サッカーファンの世論は故意性よりも単なる不注意に焦点が合わされ、ある程度の情状酌量をすべきだという同情の世論も多かった。
だが飲酒運転の後、カン・スイルを眺めるファンの世論は完全に冷たく凍りついた。
怒った済州はたった一日でカン・スイルの任意脱退を決め、事実上国内サッカー界から退出させた。
わずか数ヶ月前までリーグトップクラスの活躍をして、代表乗船まで議論されていた有望選手が、こうして一瞬にして墜落したのは珍しいシーンだった。

30代半ばに入ったカン・スイルは国内の舞台で再び選手生活を続けたいという希望をあらわしてる。

カン・スイルの復帰推進に、サッカーファンは行き違った評価をしている。
時間がいつの間にか5年も過ぎたので、そのくらいなら自粛は十分にしたという同情論もあるが、彼の罪質を考慮すれば簡単に許される問題でもない。

元メジャーリーガーの野球選手カン・ジョンホの事例はカン・スイルとの比較に値する。
カン・ジョンホは2016年に飲酒運転で摘発されて大きな物議を醸した。
警察の調査の過程で、過去にもすでに2回も飲酒運転をしたという事実まで追加で明らかとなり、世論はさらに悪化した。

当時、カン・ジョンホは「野球で贖罪する」と謝罪したが、むしろ世論を悪化させるだけの結果に繋がった。
カン・ジョンホは結局実刑を宣告され、数年後にメジャーリーグもついに退出し、順調だった野球人生が一日で没落する結果に繋がった。
去年は古巣のヒーローズで国内復帰まで打診したが、激しい反発世論に押されて結局復帰を撤回しなければならなかった。

カン・スイルはカン・ジョンホほど認知度が高い選手ではないという点と、飲酒運転の摘発が初めてだったという点さえ除けば、本質は大きく変わらない。
飲酒運転が摘発される前に、すでに他の事件にかかわって自粛すべき時点で再び事故を起こしたという点、さらに事件を隠蔽しよとしたり同乗者に責任転嫁をしようと試みた過程、事件後に過ちを認めて謝罪する時期すらしばらく逃したタイミングまですべて似ている。
歳を重ね、海外でもプレーできる機会が塞がれるようになって静かに国内復帰を試みることも、純粋な意図だけと捉えるのは難しい。

国内で飲酒関連の事件事故を眺める認識は、過去とは大いに変わった。
以前は運動さえ上手くやっていればそれ以外の失敗はある程度目を瞑る雰囲気だったが、今日では選手の実力よりも人間性や態度をさらに強調する時代だ。
過去の一時、各種"事件事故のアイコン"と呼ばれて任意脱退処分を受けたイ・チョンスは、Kリーグクラブとファンの許しを得るために競技場を一つ一つ訪れ、直接謝罪する姿を見せる努力をした末にようやく復帰することができた。
カン・スイルはただの一度もそれくらいの努力と真正性を見せたことがない。

カン・スイルが国内復帰を打診すると言っても、すでに年齢が若くない上、良くないイメージまで維持している選手を受け入れるKリーグクラブが果たして出てくるかは未知数だ。
謝罪と贖罪にもときがある。
今になって時間が過ぎたから再び国内で選手生活を続けたいとういカン・スイルの望みを、果たして常識的な一般のファンの目線でどれだけ共感できるのだろうか。



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