イ・ジェソン以降ぷっつり途切れたKリーガーのヨーロッパ進出、技量の問題なのか、一時的な現象なのか
スポーツ朝鮮



※一部要約

2018年7月にKリーグ最高のMFイ・ジェソン(当時全北現代)がドイツ2部のホルシュタイン・キールに移籍した後、Kリーガーのダイレクトヨーロッパ行きの便は2年半以上聞こえずにいる。

過去にパク・チュヨン、イ・チョンヨン、キ・ソンヨン、ク・ジャチョル、チ・ドンウォン、ユン・ソギョン、キム・ドゥヒョン、チョ・ウォニ、イ・ドング、クォン・チャンフンらKリーグ最上級の選手は違わずヨーロッパに挑戦した。
結果的に失敗した選手はいるが、ひとまずヨーロッパに足を入れることには成功した。

だが今はヨーロッパ行きの飛行機にも上がれない現実に置かれている。
なぜなのか。

"特徴のある選手"の不在を言及する関係者は多い。
プロデビューシーズンから際立ったパフォーマンスを繰り広げてヨーロッパクラブの関心を惹いたパク・チュヨン、イ・チョンヨン、キ・ソンヨン、チ・ドンウォン、イ・ジェソンらと同様のケースがないということだ。

国内選手をヨーロッパに送った経験を持つエージェントのA氏は「単純に言って、直ちにヨーロッパに行くだけの技量を持つ選手は特に見えない」と語った。


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Kリーグクラブの関係者B氏も「パク・チュヨンのときとは世代が変わった」として、「ヨーロッパに行くには技術が圧倒的に優れていたり、圧倒的に速かったりという"特徴"がなければならないが、今のKリーグでプレーしている選手の中でそういう"特徴"がはっきりしている選手を見つけるのは容易でないのが事実だ。ある意味、実力が落ちたと見ても構わないだろう」と語った。

別のエージェントC氏は「ヨーロッパクラブの関係者と会うと"スピード"についての話をかなりする。技術の良い選手、体格の良い選手は多いが、スピードの速い選手が足りないとして、"韓国に素早い選手はいるか"と問い合わせる。そういうタイプの選手でなければ、直ちにヨーロッパに進出するのは容易ではないだろう」と述べた。

クラブの高位関係者D氏は選手の発展システムに原因を求めた。
キ・ソンヨン、チ・ドンウォンを例に挙げた。
2人はそれぞれソウル、全南のユースで成長してプロ草創期から主戦級で活躍した。
潜在力と実戦経験が合わさり、ヨーロッパレベルの選手に急成長した。

B氏は「以前とは違って今はすべてのチームが独自のユースを運営している。自然と名門クラブのユースチームに"A級"資源が集まる。この"A級"選手は肝心のプレーしなければならない時期に競争で勝ち抜けず、プロの試合でプレーできないまま淘汰されることが多い」と指摘した。
高校チームの成績至上主義、大学進学を優先する風土も成長を阻害する要因だと彼は語った。

いわゆる"特徴のある選手"があらわれたとしても、ヨーロッパ進出のためには乗り越えなければならない障壁が残っている。
B氏は「過度に表現するなら、国内クラブは選手をヨーロッパに送って運勢を修正しようとしている。近くの日本はレンタルか5~7億くらいの安い移籍金を策定し、選手のヨーロッパ進出を積極的に支援する。我々はともすれば20~30億ウォンだ。選手の将来、クラブのイメージ、韓国サッカーの発展などよりも"価格表"のほうに関心を持つ傾向がある」と語った。

最近の逸話である。
国内の某クラブの若手MFがヨーロッパクラブの関心の線上に乗った。
突然訪れたチャンス。
選手はクラブ首脳部を訪れ、ヨーロッパ行きの意思を伝えた。
帰ってきた返事は"ノー"。
ヨーロッパクラブが受け入れがたい移籍金を要求したのだという。

日本Jリーグ出身はビッグリーグだけでなく、ヨーロッパの舞台を経験できる中小リーグに大挙進出している。
昨シーズンの途中にも数多くの選手がベルギー、オーストリアなどに進出した。
日本代表は去年11月のヨーロッパ遠征評価試合を、純ヨーロッパ組だけで行った。

B氏は「厳しくなったクラブの暮らしぶりはわからなくもないが、このような悪循環を断ち切らなければならない。
ふと飛び出してきた選手を高値でヨーロッパに送るのではなく、そういうケースを頻繁に作れるプログラムを構築しなければならない」と強調した。

ヨーロッパ進出ラッシュがぷっつり途切れたのは"一時的な現象"という主張もある。
C氏は「個人的にはコロナ19の影響が大きいと思う。話を聞くと、ヨーロッパ内でも移籍が減った。そうなると他大陸の市場まで手を出す余裕はないだろう。クラブは内部点検をするのに忙しい」と語った。

続けて「コロナ19でAマッチ、オリンピックのような大きな試合が行われなくなった。ヨーロッパクラブは選手のプロフィールを確認するとき、当然ながら代表のキャリアを調べる。去年は選手の"国際競争力"を調べる機会が特になかった。直接見てない状態で選手を選ぶのはどうしても負担がある」として、「もしコロナ19が爆発しなければ1~2件くらいは成立したかもしれない」と語った。

韓国選手がヨーロッパのレーダー網にかかっているのは事実である。
昨夏に代表ウインガーのイ・ドンジュン(釜山アイパーク)はポルトガル1部のヴィトーリア・ギマランイスのオファーを受けた。
代表のプレーメーカーのイ・ドンギョン(蔚山現代)は同じポルトガルのボアヴィスタ移籍を推進して不発となった。
同年代のソン・ミンギュ(浦項スティーラーズ)とキム・テウォン(大邱FC)も最近、ヨーロッパチームの関心を集めていることがわかった。

叩けば結局は開かれるのだろうか。
C氏は「夏を見守ろう。ヨーロッパは夏の移籍市場のほうがどうしても活発だ。代表でプレーする若い選手が迫るシーズンでさらに成長した姿を見せ、コロナ19が静まれば第2のイ・ジェソンが出てくることもできるだろう」と語った。



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