江原FCに移籍した「練習王」石田雅俊がKリーグ1初挑戦「大きな成長を遂げたい。練習場から全力を尽くす」

2021-01-09

Kリーグ1の江原、水原FCから日本MFマサ獲得
NEWSIS

※一部要約

プロサッカーKリーグ1の江原FCが日本出身MF石田雅俊を獲得したと7日明かした。

2014年に日本の京都サンガFCでプロ生活を始めたマサは、日本U-18代表に抜擢されるなど嘱望される有望株に挙げられていた。

2019年に安山グリナースに入団してKリーグの舞台に足を踏み入れたマサは、初シーズンに24試合を消化して主戦の地位を固めた。
特に後半期だけで13試合9ゴールを放った。

それから水原FCに移籍したマサは、去年のKリーグ2で27試合10ゴール4アシストを上げてチームのKリーグ1昇格の先頭に立った。

江原は「優れたパスとドリブル能力を持つマサは攻撃型MF、ウイングFWのどちらも可能なマルチ資源だ。日頃の個人練習量が多くて誠実」と期待した。

マサは「江原のサッカーに魅力を感じた。江原のスタイルが気になり、それを直接感じるために移籍を決心した」と明かした。

続けて「江原の勝利が当たり前のことになるよう最善を尽くす。相手を圧倒して攻撃的なプレーができるよう努力する」と付け加えた。

スポンサーリンク

楽天

"練習王"マサ「サッカーシューズがキレイなのは許せない」
エムスプラニュース

※一部要約

「サッカーシューズがキレイなのは許せません。プロサッカー選手なら汗の跡が込められたサッカーシューズを履かなければなりません。そうやって一歩ずつ進んでいけば最高になれると信じています」

2020年11月13日、チーム練習を終えて個人運動の真っ最中だった石田雅俊が伝えた言葉である。

マサにとって個人運動は日常だ。
2020シーズンにマサを近くで見守った水原FCの関係者は「マサは練習の虫」として、「成長したい意欲がいっぱいの選手」と語った。

マサは2020シーズンに大きな成果を上げた。
Kリーグ2で27試合プレーして10ゴール4アシストを記録した。
2020シーズンのKリーグ2で二桁得点を記録した選手は、マサを含めて4人だけだった。

マサは現在に満足しなかった。
2021シーズンにAFCチャンピオンズリーグ出場権の確保を狙う江原FCへの移籍を選んだ。

石田雅俊はストライカー、サイドアタッカー、中央攻撃型MFなど様々なポジションを消化する。
豊富な運動量と素早いドリブル、相手守備の虚を突くパスや決定力などの能力も優れている。

マサの最大の強みは誠実さである。
2020シーズンのKリーグ2プレーオフを3日後に控えた11月26日。
マサはチーム練習を終えた後、1人で追加運動をした。
パワーとスピードを補完するため、走ってまた走った。
マサは個人運動を終えてからニコっと笑い、このように言った。

「毎日残って練習してるわけじゃありません。一週間に2回くらい残って練習します。率直にチームれ週が終わったら全身の力が抜けます。チーム練習の強度は低くありません。その練習に死力を尽くします。しかし、足りないことを知りながら練習場を出たら寝られません。少しでも多くの汗を流してから帰らないといけません。今日よりも明日さらに上手い選手になりたいです」

マサの誠実さは江原でも光を放つ見通しである。
江原はたくさん走るサッカーを駆使する。
相手よりも長時間ボールを保持して前進する攻撃サッカーだ。
マサが追求するスタイルとピッタリ合う。

マサは「江原はすごく魅力的なサッカーをするチーム」として、「江原と練習試合をして感じたことがある。選手個人の技量が非常に優れていた」と語った。

「私はまだ補完すべきことが多い選手だ。でも毎試合相手を圧倒したい。試合を主導して多くの攻撃チャンスを作り出さなければならない。もっと汗を流さなければならない。2021年に江原とともに大きな成長を遂げたい。練習場から全力を尽くす」
2021シーズンに江原のユニフォームを着てプレーするマサの覚悟である。

江原は2021シーズンに再躍進を狙う。
江原は2020シーズンのKリーグ1で27試合9勝7分け11敗（勝ち点34）を記録した。
Kリーグ1の12クラブのうち7位でファイナルA（※上位スプリット）進出に失敗した。

江原は2021シーズンの再躍進の先頭に立つ選手にマサを選んだ。
2019年のKリーグ2デビュー後、初めてKリーグ1に挑戦するマサが江原の期待に応えられるか気になる。