[インタビュー] 在日僑胞アン・ビョンジュン「差別を受ける後輩の力になりたい」
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※一部要約

アン・ビョンジュンには在日僑胞の力になりたいという夢がある。

アン・ビョンジュンは日本で生まれ育った在日僑胞3世だ。
韓国の憲法上、北韓国籍は認めてないため外国人ではない。
北韓の年代別代表を経て2011年から2017年までA代表でプレーした経験がある。
幼い頃は国籍のため日本国内の差別も経験した。

「幼い頃から若干の差別があることを当然感じていた。他の僑胞の友人も同じだろう。心が傷ついて大変だったという水準ではない。日本人の友人とも付き合っていた」

最近、ナイキジャパンが公開した広告映像で在日僑胞がされている差別の実態があらわれた。
当該の映像はサッカー選手が夢の在日僑胞、アフリカ系混血の女子学生が級友から除け者にされるシーンが主を成している。

映像が公開された後、広告が伝えたメッセージに共感して差別を撤廃すべきという意見がある一方、日本の一部ではナイキを非難して不買運動をしようという世論が生まれた。
この問題が再び公論化されるキッカケとなった。


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アン・ビョンジュンは「ナイキが在日僑胞を主題に広告を作ったことに驚いた。ありがたく思う」として、「同じ在日僑胞として役に立ちたい。私が優れた活躍をしたとき、在日僑胞の1人でも見て力を得たら、私もやりがいを感じる」と在日僑胞に支持のメッセージを伝えた。

今シーズンのアン・ビョンジュンはサッカー選手を夢見る在日僑胞に、大きな手本となるだけの競技力を披露した。
26試合21ゴール4アシストを記録し、水原FCが1部昇格を達成するのに大きな貢献をした。
これを基に先月の授賞式で得点王と最優秀選手(MVP)を獲得、Kリーグ2ベストイレブンにも選ばれて三冠王の金字塔を打ち立てた。

MVPを予想していたかと聞くと、「率直に密かにしていた。チームの競技力そのものが良かったし、そういうときは私もゴールを決めた」と笑って応えた。
アン・ビョンジュンは今年の自分の活躍に85点を与えた。
残りの15点については「チームが良くないとき一緒に振るわなかった。特にシーズンで最後の方は残念な時間を過ごした。さらなる発展が必要」と自評した。

アン・ビョンジュンは日本語のほうが慣れているが、韓国語もやはり流暢な方である。
水原でアン・ビョンジュンの次に大きな注目を浴びたマサの通訳担当でもある。
これは競技場での良い呼吸に繋がった。
「良い関係が競技場でも役に立った。外であまり会えなくても、食堂やカフェにはよく一緒に行く。マサは韓国語の勉強を熱心にしている。簡単なコミュニケーションはできる。特に聞くのは水準級だ。私が通訳する前にすでに理解していることが多い」と説明した。

水原が昇格に成功し、アン・ビョンジュンは迫る移籍市場の熱いジャガイモだ。
水原との再契約、Kリーグ内の移籍、Jリーグ復帰など様々な話が流れている。
移籍説に関しては慎重な立場である。
「シーズンが終わってあまり経ってない。伝え聞いた話も別にない」と語った。

Kリーグは2部で良い競技力を繰り広げたFWが、1部でも活躍を続けることが多い。
アン・ビョンジュンにとって、来シーズンもKリーグに残れば1部でも得点王を獲る自信があるのかと尋ねると、「すべてのストライカーが望んでいるところだ。自信はある」と声に力を込めた。


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