"アン・ビョンジュン劇的PK同点ゴール"水原FC、昇格の最終列車に乗った
国民日報

※一部要約
水原FCが慶南FCを退けて来シーズンのプロサッカーKリーグ1に昇格する最後のチームに決まった。
キム・ドギュン水原FC監督はプロの指揮棒を取った最初のシーズンでチームの昇格を導き、指導者人生の第一歩を爽やかに踏み出した。
水原FCは29日に水原総合運動場で行われた2020Kリーグ2プレーオフで慶南と1対1の引き分けをおさめた。
これで2016年にKリーグ1から降格した水原FCは、4年間の長かった昇格挑戦の末、最終的に来シーズンを1部で迎えられるようになった。
後半追加時間に入って昇格の気配が慶南に傾いた瞬間、水原FCの同点ゴールが炸裂した。
ビデオ判定(VAR)の結果、慶南がペナルティボックス内でファールをしたと判定され、PKのチャンスをアン・ビョンジュンが上手く得点してホームで劇的に昇格を決めた。
激しく繰り広げられた今シーズンのKリーグも、この試合を最後に幕を下ろした。
来年は釜山アイパークと尚州尚武が2部リーグで新シーズンを始める。
一方、この日に昇格を確定させた水原FCとKリーグ2で優勝して自動昇格した済州が1部で新たに挑戦する。
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幸運のPK…Kリーグ1昇格チケットを掴んだ水原、"劇場ゴール"で5年ぶりの昇格
スポーツ京郷

※一部要約
後半追加時間もほぼ終わろうとする時点で、水原FCのアン・ビョンジュンがPKキッカーの準備をした。
ゴールを決めればKリーグ1昇格が確定し、失敗すればKリーグ2に残留する決定的な瞬間、リーグ得点王を取ったアン・ビョンジュンは揺れることなく落ち着いて相手ゴールの左に向かって強く蹴った。
PK成功と同時に終了のホイッスルが鳴った。
水原が"劇場ゴール"でKリーグ1行きの最後のチケットを掴んだ。
5年ぶりの1部リーグ復帰だ。
2013年に合流した水原は2015年にKリーグ2を2位の成績で1部リーグに昇格した経験がある。
1年で再び2部に落ちた水原は、5年ぶりに創立2回目の1部リーグ進出の歴史を記した。
水原は今シーズン、慶南との3回の対決で3戦全勝をおさめていた。
4ゴールを許したが、Kリーグ2のチーム得点1位らしく8ゴールでお返しした。
だがこの日は攻撃のワンツーパンチである得点王(20ゴール)アン・ビョンジュン-10ゴールのマサのデュオが沈黙して苦戦した。
2人は慶南戦だけで今シーズン7ゴールを合作していた。
劇的PKで昇格を導いたアン・ビョンジュン「決まってから記憶が曖昧」
ベストイレブン

※一部要約
この日、水原の昇格の青い鳥はアン・ビョンジュンだった。
アン・ビョンジュンは最後の相手のファールに伴うオンフィールドレビューで得たPKを、左隅を狙ったシュートで決めた。
アン・ビョンジュンは試合後、「最後の劇的な締め括りで昇格して嬉しい。チームは精神的に動揺したりもしたが、前半が終わって皆が"大丈夫、残りの45分で無条件に決めることができる"という話をして後半に入った。後半も内容は良くなかったが、ミスが出ても励まして最後までやった結果」と感激の所感を伝えた。
続けて最後の劇的な状況については「主審がVARを見に行ったとき、精神的に準備しなければならないと思った。私がPKを蹴ったら終わるというのがわかっていた。集中して蹴ることができた。決まってから記憶が曖昧だ。すごく嬉しかった」と振り返った。
去就について「私が聞いた話もないし何も考えてない」と明かしたアン・ビョンジュンは、来年の1部リーグ挑戦に関しては「ここで上手くやったからといって1部で上手くやったわけじゃない。自分を発展させてこそ良い姿を見せられる」と油断を警戒した。
今シーズンの水原の旅程については「良くない時期もあったが、お互いが良くないことについて良くしていこうという肯定的な雰囲気がすごくあった。運もかなりあった」と評価した。
自分のシーズンの活躍については「85点を与えたい。満足できるシーズンだったが、何試合かやっていてこういう点は発展しなければならないとかなり感じた」という評価を残した。