選手団が去った後も"玉の汗"マサ「スピード・パワーの補完が必要」
エムスプラニュース
※一部要約
水原FCのFW石田雅俊。
Kリーグ2で2年目の外国人FWである。
マサは昨シーズンに安山グリナースのユニフォームを着てKリーグ2にデビューした。
初年度から格別だった。
Kリーグ2で24試合プレーして9ゴール1アシストを記録した。
安山はチーム最多得点者に名前を上げたマサを前面に出して5位に上がった。
Kリーグ2の5位は2017年2月21日に創立した安山の最高成績だ。
Kリーグ2の2年目。
マサは水原FCに移籍してリーグトップクラスのFWに飛躍した。
Kリーグ2で26試合出場10ゴール4アシスト。
マサは今シーズンのKリーグ2得点王アン・ビョンジュン(20ゴール)と最高の呼吸を誇り、水原FCのプレーオフ進出を導いた。
マサの別名は"練習の虫"である。
マサの一日はチーム練習が終わっても終わりではない。
マサはガランとした運動場で補強訓練を終えてから練習場を出る。
練習でも実戦でも足りないことを感じれば補強練習するというのがクラブ関係者の説明だ。
11月26日に水原ワールドカップ競技場の補助競技場で行ったチーム練習でも同じだった。
マサは選手団のバスが去った後も場を離れなかった。
1人で練習場に残った。
クラブスタッフの助けを借りて補強運動をした。
マサは「毎日残って練習するのではない」として、「一週間に2回くらい残って練習する」と笑って言った。
「水原FCの練習強度は低くない。チーム練習が終わったら全身から気力がなくなる。全力を尽くしたからだ。私も人間だ。チーム練習が終わったらすぐに休みたいのは事実。それでも気にかかる。チーム練習でスピードとパワーが足りないことを感じた。29日の今シーズン最終戦では今よりも速くて強くなければならない。今日流した汗が今よりさらに成長した選手にしてくれるだろう」
マサの確信だ。
マサは今シーズンに1試合だけ残している。
11月29日に水原総合運動場で繰り広げられるプレーオフの慶南FC戦である。
Kリーグ2のプレーオフは一本勝負だ。
水原FCは引き分けを記録するだけでもKリーグ1昇格を確定させる。
プレーオフが引き分けに終われば、正規リーグの上位チームが勝者となる。
韓国プロサッカー連盟の規定である。
プレーオフの結果により今シーズンの成否が決まり得る状況。
マサは微笑とともに次の通り言葉を残した。
「慶南と大田ハナシチズンの準プレーオフをチェックした。慶南には能力のある選手が多い。今シーズンの慶南との3回の対決ではすべて勝ったが、油断できない理由だ。挑戦者の姿勢で慶南戦に臨む。緊張はしない。一本勝負だが同じサッカーだ。直近の試合よりも良い競技力を見せることに集中する。チームの勝利と昇格を手助けしたい」
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