イニエスタ効果なし、沼に沈んだ水原のACLの相手ヴィッセル神戸
ベストイレブン
※一部要約
2020AFCチャンピオンズリーグで水原三星と激突する予定の日本J1リーグクラブ、ヴィッセル神戸の最近のペースがあまりにも良くない。
ヴィッセル神戸のこの流れは、水原戦でどのように作用するだろうか?
スペインのサッカースターであるアンドレス・イニエスタが所属することで有名なヴィッセル神戸は15日午後、ホームのノエビアスタジアムで繰り広げられた2020日本J1リーグ27ラウンドの湘南ベルマーレ戦に0-2で完敗した。
この日の試合で神戸は、後半32分に岡本拓也に失点を許した後、後半39分には齊藤未月に続けてゴールを破られて無気力に敗北した。
様々な面で神戸にとってはほろ苦い試合だった。
少し恥をかいた感じもする。
後半39分に齊藤に許した失点の状況がこうだったからだ。
トーマス・フェルメーレンのパスを受けた日本代表の左SB酒井高徳がハーフライン付近でボールを奪われたのだが、齊藤はGK飯倉大樹が出てきているのを見て50ヤード(45メートルほど)のロングシュートに繋げてそのままゴールになったからである。
なかなか見かけないような、ヴィッセル神戸にとっては荒唐な失点でそのまま崩れたので、敗北の痛みはさらに大きいだろう。
問題は、そのような悪い状況は今回が初めてではないということだ。
32試合行った2020日本J1リーグで、ヴィッセル神戸は9勝9分け14敗と中位圏の11位に落ちている。
最近の流れはさらに悪い。
最近の4試合ですべて敗北を喫し、10月10日の柏レイソル戦の3-4の敗北を含めて、9試合で勝利をおさめたのが10月28日のベガルタ仙台戦の3-2の勝利以外は一度もない。
9月22日にトルステン・フィンク監督が退き、三浦淳宏監督が代わりに指揮棒を取って消防士の役割を果たしている。
ところが効果はない。
AFCチャンピオンズリーグ東アジア地区トーナメントを前に、非常に悪い流れに陥っているヴィッセル神戸だと言える。
ヴィッセル神戸は2月、水原三星との対決で終了直前に炸裂した古橋亨梧の得点で勝利を手にしたことがある。
この勝利が現在、ヴィッセル神戸をG組で首位に押し上げている。
だがそのときのチームと今のチームは違って見える。
水原は12月4日、ドーハのカリファスタジアムで予定されているG組6ラウンドでヴィッセル神戸とリターンマッチを行うことになる。
水原が悪い流れに陥ったヴィッセル神戸を相手に、復讐に成功できるだろうか?
▲ヴィッセル神戸の最近5試合の結果
10月28日 ベガルタ仙台戦 3-2勝ち
11月3日 清水エスパルス戦 1-3負け
11月8日 横浜FC戦 1-2負け
11月11日 ガンバ大阪戦 0-1負け
11月15日 湘南ベルマーレ戦 0-2負け
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