[N年前の今日のXP] "風雲児"イ・チョンス、14年のプロ生活を終えて引退記者会見
エクスポーツニュース
※一部要約
2015年11月8日、仁川サッカー専用競技場で行われた"現代オイルバンクKリーグクラシック2015"の仁川ユナイテッドと釜山アイパークの試合終了後、イ・チョンスが記者会見を行って自身の現役引退を発表した。
富平高と高麗大を出たイ・チョンスは2002年に蔚山現代のユニフォームを着てKリーグデビューした。
同年に韓日ワールドカップで代表として活躍し、4強神話の主役となった。
イ・チョンスは2003年、スペインプロサッカーのレアル・ソシエダへ移籍して"韓国人1号プリメーラリーガー"になった。
だがスペインでは本来の技量を発揮できず、様々なリーグを転々としてからKリーグに復帰したが、事件事故を起こして二度の任意脱退(※水原時代にチームメイトを暴行、全南時代にコーチを暴行)に遭ったりもした。
2013年から故郷のチームである仁川でプレーしたイ・チョンスは、2015シーズンに20試合出場で2ゴール2アシストを記録した。
イ・チョンスは「当然の引退発表なのでたくさん話はあるが、引退について6ヶ月くらい一人で悩んだ。いつ退けばサッカー選手イ・チョンスの忘れられる時間が遅くなるかを考えた。拍手を受けているときに退きたいという考えをずっとしてきた」と心境を明かした。
イ・チョンスは「色々あった選手なので引退は一安心だったり名残惜しくもある」としつつも、「私は風雲児ではなく幸運児」と笑みを浮かべた。
続けて「私は時代に上手く生まれたケースだ。"ミレニアムスター"という別名があったが、それだけ新しいスターが必要なときに私はプレーしたのだろう。運が良かった。それでもサッカーをするときは最善を尽くしたし、負けたくない勝負欲は自分で褒めるほど」と低い姿勢を取った。
イ・チョンスは「ずっと運動してきたので運動をやめる今が最も記憶に残る。誰しも良い引き際をしたい気持ちがある。だが人それぞれ違わざるを得ない。私も良い締め括りをしただろう」と肯定的な姿を見せた。
一方、イ・チョンスは最近KBS 2TVの"スーパーマンが帰ってきた"に出演し、長女と双子の兄妹とともにする日常を公開するなど、活発な放送活動を続けている。l
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