"ファン・ヒチャン排除"オルモまで上げたライプツィヒ、天才監督の意中がわからずもどかしい
STNスポーツ
※一部要約
"天才"ユリアン・ナーゲルスマン監督の意中がわからないので、もどかしくならざるを得ない。
RBライプツィヒは5日、ドイツ・ザクセン州ライプツィヒにあるRBアリーナで行われた2020/21シーズンUEFAチャンピオンズリーグH組3次戦のパリ・サンジェルマンFCとの試合に2-1で勝利した。
ライプツィヒが直前の試合であるマンチェスター・ユナイテッド戦の0-5の大敗を乗り越えて立ち上がったその瞬間、競技場にファン・ヒチャンはいなかった。
ファン・ヒチャンはPSG戦に備えたリストには招集されたが、この日に先発はもちろん交代でも出場できなかった。
直前のシーズンにライプツィヒの姉妹クラブRBザルツブルクで大活躍したファン・ヒチャンである。
なので今夏ライプツィヒに移籍して多くの期待を受けた。
だがファン・ヒチャンは現在、すべての大会で6試合の出場(リーグ4、ポカール1、UCL1)に留まっている。
それすら、ポカールの出場を除けばすべて交代出場に留まっている。
そのような状況でファンはPSG戦にファン・ヒチャンの反転を期待したが、今回の対戦では最初から排除されて衝撃を受けた。
しかもファン・ヒチャンの入るポジションに攻撃型MFのダニ・オルモをFWとして起用したというのがさらに衝撃的だった。
単に適応期と見るのも無理がある。
ファン・ヒチャンと入団同期のクライファート、ベンヤミン・ヒンリヒス、アレクサンダー・セルロートらは少なからず先発出場もするなど、チャンスを与えられているからだ。
満33歳で最年少UCL4強行き監督など、多くの記録を持っている天才監督ナーゲルスマンである。
戦術的な理由で彼を排除しているのかもしれないし、適応期のため配慮を理由に彼を排除しているのかもしれない。
別の理由で彼を排除しているのかもしれない。
その正確な意中がわからないので、もどかしさが増している状況だ。
交代でも使わなかった"11番"ファン・ヒチャン、若い名将の変化した気流
デイリアン
※一部要約
ライプツィヒにとっては気分の良い一日だったが、ファン・ヒチャンを待っていた韓国サッカーファンは惜しさを噛み締めた。
ユリアン・ナーゲルスマン監督は5枚の交代カードをすべて使ったが、ファンは呼ばなかった。
先月29日のマンU遠征でもナーゲルスマン監督は3枚の交代カードだけ使い、ファン・ヒチャンはベンチに留まった。
ビッグクラブとの大きな試合で強烈な思い出の多いファン・ヒチャンとしては、惜しさが大きかった日である。
ライプツィヒはファン・ヒチャン獲得のため1500万ユーロ(約200億ウォン)を投資した。
チェルシーに移籍したティモ・ヴェルナー(28ゴール)の代替者に選ばれ、背番号も11をつけた。
猪突的な突破と同時に昨シーズンは鋭い決定力まで向上し、"第2のハーランド"になることを期待された。
ファン・ヒチャンは虚を突く侵入能力と最前方FW、あるいはセカンドストライカーやサイドアタッカーのポジションを消化できる。
試合中に相手の戦術変化に合わせてポジションを変えていき、オーダーメイド型戦略を展開するのに効果的な多目的カードで、活発な戦術変化を試みるナーゲルスマン監督の口当たりにも合うと期待していた。
今のところ、期待ほど多くのチャンスは与えられずにいる。
ファン・ヒチャンは今シーズン、6試合(1ゴール1アシスト)がすべてである。
ライプツィヒでのデビュー戦だったDFBポカール1ラウンドのニュルンベルク戦に先発出場してゴールまで炸裂させたが、ブンデスリーガでは先発のチャンスすら掴めずにいる。
イ・ガンインの所属チームであるバレンシアのように、成績が良くなかったり指導者に疑問符がつくなら雑音が出てくることもあるが、ナーゲルスマン監督は"最年少記録製造機"と呼ばれる若い名将として崇められている。
ナーゲルスマン監督の選択を正面から批判する人は多くない。
ナーゲルスマン監督は9月、ファン・ヒチャンのデビュー戦の後、クラブのチャンネルで「ファン・ヒチャンはフリーロールで様々なポジションを経験し、ブンデスリーガで出場時間を増やすチャンスは多い」として、「UEFAチャンピオンズリーグとDFBポカールで活躍するチャンスもある」と語ったが、雰囲気は当時とはまったく違う。
最近では「時間がもっと必要」、「十分な練習が伴わなければならない」という評価を下している。
外部から簡単には把握できない注文をファン・ヒチャンにしたとも見ることができる。
ファン・ヒチャンが先発ラインナップから排除されたのは明白だが、焦ってはならない。
ナーゲルスマン監督はファン・ヒチャンの価値を知って獲得した。
大舞台でスポットライトを浴びるという膨らんだ夢はしばらくしまって、落ち着いて顧みなければならないときだ。
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