"恥辱の歴史を繰り返すな"…城南を生かした選手とファンの切実さ
聯合ニュース

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※一部要約

"161120恥辱の歴史を繰り返すな"

31日、プロサッカー城南FCと釜山アイパークのKリーグ1正規リーグ最終戦が行われた城南のホーム、炭川総合運動場の観客席に掛けられた横断幕である。

城南のクラブ史上初の2部リーグ降格が確定した2016年11月20日を忘れないようにしようというファンの誓いであり要請だ。

2019シーズンに再び1部リーグに復帰したが、今シーズンは11位まで落ちて再び降格する危機に瀕した状況。

釜山との正規リーグ最終戦は、両チームとの1部リーグ残留がかかった、退くことのできない試合だった。

この日の試合には1655人のファンが競技場を直接訪れて力を吹き込み、ホームファンの応援に城南の選手は勝利で報いた。

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コロナ19の余波で制限的な観客入場を許容し、競技場には人が座る席よりも空席のほうが多かったが、応援の拍手の音だけは競技場をいっぱいに満たしても余りあった。

コロナ19の拡散防止のため席の移動を自制してほしいという案内放送があり、選手団のほうへは近づけなかったファンは、各自の席で大きな拍手によって喜びを分かち合った。

一列に並んだ城南の選手がグラウンドを周ってファンに感謝の挨拶を伝えると、ファンの歓呼はさらに大きくなった。
まるで城南が優勝を確定させたかのように熱気が高まった。

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涙を流した城南のキム・ナミル監督「今年最も嬉しい日」
NEWSIS



※一部要約

今シーズンは尚州尚武がホーム移転で降格が確定し、最下位がKリーグ2に落ちる。

城南が10位、仁川が11で生存し、釜山(勝ち点25)が12位の最下位で降格した。

残留確定後、キム監督は万歳を叫んで歓呼した。
そしてファンの前で涙を見せた。

キム監督は試合後、「本当に皆が大変な時間を過ごした。だが耐えて努力し、残留という結果を出した」として、「最後のホーム試合でファンの叫び声が選手を諦めないようにさせた」と語った。

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続けて「選手とコーチ陣の全員がこの状況を克服することに忠実だった。選手に感謝する。涙を流さずにはいられなかった。思わず涙が出た。今年に入って最も嬉しい日だろう」と付け加えた。

現役時代に"真空清掃機"と呼ばれ、2002年の韓日ワールドカップ4強の主役として活躍したキム・ナミル監督は今年、新米司令塔として屈曲した1年を過ごした。

シーズン序盤に一時は首位圏まで上がり、スペイン・プリメレーラリーガのアトレティコ・マドリードの名将ディエゴ・シメオネの名前を取って"ナムメオネ"という異名までついた。

だがシーズン中盤に入って競技力が下落し、降格の危機の中で劇的に生き返った。

キム監督は「自信を持ってシーズンを始めたが、現実は簡単ではなかった。私のミスで勝てる試合を逃し、引き分けられる試合は負けた。今年経験したことを基に、来年はもっと肯定的な姿を見せなければならない」と語った。

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キム監督は「今年は本当に多くのことを経験した。いつまで指導者をするかわからないが、この経験が監督をするのに大いに役立つと思う」と強調した。

最後にキム監督は、引退を宣言した"ライオンキング"イ・ドングについて「若い頃から代表で生活していて頻繁に会ってたし、とても好きだった後輩だ。韓国サッカーの歴史に1ページを記した。ドングのことを考えると、すごい人だという思いしかない」と語った。

キム監督は現役時代、代表と全北現代でイ・ドングと同じ釜の飯を食べた。
イ・ドングは11月1日、大邸FCを相手に引退試合を行う。



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