"3年ぶり"Jリーグデビューのムン・キョンゴンGK、「嬉しくて泣きました」
インターフットボール

※一部要約
日本の舞台でリーグデビュー戦を行ったムン・キョンゴン(25、大分トリニータ)GKが涙を拭った。
Jリーグには最高級の韓国GKが並んでいる。
キム・ジンヒョン(33、セレッソ大阪)やチョン・ソンリョン(35、川崎フロンターレ)、クォン・スンテ(35、鹿島アントラーズ)、キム・スンギュ(29、柏レイソル)らが活躍中だ。
2017年に日本へ渡ったムン・キョンゴンも長く待った末、J1リーグで足を踏み出した。
ムン・キョンゴンは金井小、昌寧中、釜慶高を経て光云大学4年に在学中だった2017年、大分から練習試合参加のオファーを受けた。
日本で行われたテストで技量を認められたムン・キョンゴンは、すぐに大分とプロ契約を結んだ。
主戦争いは激しかった。
大分のゴールは主戦GKの高木が堅く守っていた。
ムン・キョンゴンは3シーズンの間、サブのポジションで能力を磨き上げた。
結局、2019年にクラブが先に再契約をオファーした。
粘り強く辛抱したムン・キョンゴンは5日、YBCルヴァンカップ(Jリーグカップ)2ラウンドのガンバ大阪との試合で1軍デビュー戦を行った。
試合は1-1で終わった。
ムン・キョンゴンは冷静なセーブとともに、水準級のビルドアップの技術も認められた。
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カップ大会で優れた活躍を繰り広げ、大分の片野坂知宏監督はムン・キョンゴンをJ1リーグ9ラウンドの川崎戦に先発出場させた。
チームは0-2で敗れたが、川崎のベテランであるチョン・ソンリョンとの守門将対決ではまったく気後れしない姿だった。
ムン・キョンゴンへの知宏監督の信頼はますます大きくなった。
ムン・キョンゴンは川崎戦に続き、去年のJリーグ1優勝チームである横浜マリノス戦でチームの1-0無失点勝利を導いた。
続くコンサドーレ札幌(1-1引き分け)戦まで立て続けに出場した。
ムン・キョンゴンは「日本にやってきて3年間試合でプレーできなかった。長い間大変だった。だが頑張って準備したおかげで、プレーできる機会を得た。デビュー戦では喜びの涙が出た」とプロデビュー戦を振り返った。
続けて「ずっと1人でいたので大変な部分が多かった。日本に一緒にいるわけではなくても、妻の存在が一番の力となった。たくさん助けてくれて、精神的によく耐えた。今年は妻が日本にやってきて、さらに多くの力を貰っている」として、妻に感謝を伝えた。
ムン・キョンゴンは23日の柏レイソルとのJ1リーグ12ラウンドで、リーグ4試合連続先発出場を狙う。
13位の大分と5位の柏の対決で、ムン・キョンゴンvsキム・スンギュの韓国GK対決の可否に関心が集まっている。

ひぐらしひなつ 内外出版社 2020年07月30日頃