イ・ガンインvs久保、スペインで分かれた"韓日サッカー天才"の未来
スポーツ京郷



※一部要約

韓国のイ・ガンインと日本音久保建英。
2001年生まれの同年齢の2人は、似ている共通点が多い。
同じような体格条件、左足を主に使う攻撃型MFで、早くからスペインの名門チームの選択を受けるほど、優れた才能を見せてきた。
イ・ガンインはバレンシア、久保はバルセロナのユースで技量を積んだ。

スペイン・プリメーラリーガでプレーする韓日サッカーの未来の明暗が分かれている。
株価を盛んに高めていたイ・ガンインが停滞している間、日本の久保が出てきた。

イ・ガンインはスペイン1部の舞台に先にデビューした。
イ・ガンインは2018年10月31日のコパ・デル・レイ32強1次戦で出場機会を得て、バレンシアのクラブ史上最年少デビュー外国人選手の記録を作った。
去年はFIFA U-20ワールドカップ準優勝と同時に、ゴールデンボールまで受賞した。

ところが2019~2020シーズンにイ・ガンインは試練のときを過ごしている。
チーム内の立場がなかなか良くならない。
イ・ガンインは5日のリーグ34ラウンドのグラナダ戦でもベンチを守った。
チームは2-2で引き分けた。
イ・ガンインは、新たに指揮棒を手にしたボロ・ゴンサレス新任監督体制で、2日のアスレティック・ビルバオ戦に続いて2試合連続でベンチを守った。
チームは90分内でシュートが3本に過ぎなかったが、イ・ガンインは最後まで呼ばれなかった。

イ・ガンインは先月19日のレアル・マドリード戦で、後半31分に交代投入されたが、相手DFのセルヒオ・ラモスからボールを奪おうとして張り切って駆け寄り、退場したことがある。
今シーズンだけですでに退場が2回目である。
シーズン序盤は筋肉の負傷で出場できなかったこともある。


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前のアルベルト・セラーデス監督体制でも出場機会は多くなかった。
イ・ガンインの多才多能な能力でも、やや惜しい守備能力やチーム戦術、スタイルの違いで機会を得る回数が減っているという分析が出ている。
その間にイ・ガンインの記録は止まっている。
シーズン13試合に出場して1ゴールに留まっている。
それすらもほとんどが交代出場だ。

降格危機の18位のマジョルカを導く久保は断然輝いている。
4日のアトレティコ・マドリードとの試合では0-3で敗れたが、フルタイムを先発でプレーした久保は活発な動きを見せた。
スペインメディア"マルカ"は試合後、「久保の競技力は世界のサッカーの教科書に載せるべき」と絶賛した。
若い年齢でもマジョルカの中心に立つほど、異なる次元の選手という評価も付け加えた。

久保はシーズン後、降格が有力なマジョルカを去って競争力を積めるチームへのレンタルを狙う。
最近の印象的な活躍像で、久保はパリ・サンジェルマン、ACLミランらの名門チームからラブコールを受けている。
イ・ガンインもやはりレンタルで新たな躍進を狙う可能性が高い。




"有望株はプレーしなければならない"久保を見て思い浮かべたイ・ガンインの現在
スポーツワールド



※一部要約

イ・ガンインと久保は共通点が多い。
サッカーの辺境と扱われるアジアの選手として、世界最高の一つであるスペイン・プリメーラリーガでプレーしてる。
ポジションも攻撃型MFだ。
年齢も2001年生まれで同じである。
スポーツ専門メディア"ESPN"が最近挙げた、"未来のサッカースター15人"に一緒に名前を上げるほど、潜在力も認められる有望株だ。
ところが現状では温度差がある。
イ・ガンインは水風呂なのに久保は温湯だ。

イ・ガンインは現所属チームでプレーできていない。
今シーズンに合計20試合しか出られなかった。
出場時間で見れば570分。
主に交代でプレーした。
攻撃ポイントも1である。
久保は翼を広げた。
リーグとカップ大会を含めて32試合をプレーし、出場時間は2105分にもなる。
その間に3ゴール5アシストを記録した。
出場そのものを喜ばなければならないイ・ガンインとは違い、チームの中心として攻撃を指揮するエースの役割も担っている。
現状のままなら両選手の差はさらに広がる。

同じ有望株だが、雰囲気が異なるのは"プレーできる環境"の差が決定的だった。
久保の元所属チームはレアル・マドリードだ。
スペインを越えて全世界最高のクラブと言われるチームである。
才能は確かだが、まだ世界的な選手と比べるには差があるという点を認知した久保は、マジョルカへレンタル移籍した。
プレーするための選択だった。
神の一手となった。
久保は着実な出場で急成長の曲線を描いている。

イ・ガンインはそうじゃなかった。
2019~2020シーズンの前、移籍あるいはレンタルの可能性が提起されたが、最終的な選択は残留だった。
バレンシアで生存競争をするためだった。
だがバレンシアの壁はイ・ガンインにとってあまりに高かったし、出場そのものを心配しなければならない状況に至った。
プレーしていないので成長の勢いが停滞している。
幸い、チャンスは開かれている。
まだ20歳にもなっておらず、夏の移籍市場でのレンタル移籍を推進中だ。
欲しがっているチームも多い。
イ・ガンインも久保のようにプレーして、才能の花を咲かせる可能性は十分である。


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