サッカー道士の邦本、「ブルタイスの足を見てドリブル。FKは誘った」
スポーツ朝鮮



※一部要約

28日、蔚山現代-全北現代の最初の現代ダービーで最優秀選手に選ばれたのは、日本からやってきた"サッカー道士"邦本だった。

邦本は今年、全北入団後に初めて行った"現代ダービー"で、2ゴールとも直・間接的に関与した。
チームも2対0の完勝をおさめ、様々な面で忘れられない一日を過ごした。
邦本は試合の翌日に行ったスポーツ朝鮮との書面インタビューで「ゴールを決めて非常に嬉しく思う。チームも勝って嬉しい」と語った。

前半序盤から光っていた。
相手選手にとって"恐怖の対象"になる蔚山の右SBキム・テファンとの競り合いや、精神的な争いでも押されなかった。
同時に、洗練されたボールタッチや予測しにくいドリブルで、蔚山の守備陣を撹乱した。
前半44分、相手のボックス付近でFKを取った。
ハン・ギョウォンの先制ゴールに繋がったまさにそのFK。

「蔚山が(キム・ギヒの退場以降)10人になってから、DFが少し興奮しているというのを感じた。タイミングを見てファールを狙った。(交代投入されたDF)ブルタイスの足を見てドリブルをしたので、良いチャンスを得ることができた」
CBのブルタイスをボックスの外まで引っ張り出し、意図的にファールを誘ったということだ。


スポンサーリンク
楽天







シュート数21対4、全北が主導した様相で、邦本は絶えず相手陣内を闊歩した。
後半の追加時間まで、疲れた素振りは"1"も見られなかった。
全北選手の集中力が落ちた後半追加時間、相手陣内でボールを持った邦本は、コーナーフラッグではなくゴール方向へ走った。
"クルッ、クルッ"とユン・ビッカラムとソル・ヨンウを剥がした彼は、左足シュートで楔を打ち込んだ。
まるで試合が始まって1分しか経ってないように見える、余裕のある表情で落ち着いてシュートをした。

「毎日チ・ウバントレーナーと練習している。そのおかげで、厳しい状況でも良いプレーを見せることができた。チ・ウバントレーナーのおかげ」
チ・ウバントレーナーについては、全北の広報チームの関係者も「選手がチ・ウバントレーナーの能力を高く評価している」と付け加えた。

邦本の全北デビューゴールが炸裂して幾らもしないうちに、終了のホイッスルが鳴った。
2対0で全北の勝ち。
両チームはそれまで1点差の際どい首位レースを繰り広げていた。
この結果により、勝ち点は4差に広がった。

邦本は「(前所属チームの)慶南FC時代に見た通り、やはり現代ダービーは全北の選手が一枚上のプレーをした」として、「蔚山戦で勝利することにより、優勝の目標に一歩近づいたと思う」と語った。

アビスパ福岡時代にサガン鳥栖と行った"九州ダービー"を思い出した邦本は、「九州ダービーもすごく激しい。だがそのダービーと同じくらい現代ダービーも激しかった」として、2018年にKリーグ入りしてから初めて行ったダービーについての所感をそのように説明した。

邦本は全北入団当初、適応に苦しんでいるという話が出回っていた。
コロナ19の政局に、故郷に行ったりもした。
邦本は「今はチームメイトとよく過ごしている」として、「日本語ができるキム・ジンスやキム・ミンヒョク、イ・ボムヨンが話しかけてくれて、気遣ってくれている」と感謝をあらわした。

チームのエースだったイ・ジェソンの背番号17をつけてプレーする邦本は、今シーズンの個人目標を「10ゴール10アシスト」にしたと述べた。
9ゴール10アシストが残っている。
蔚山戦の競技力を着実に維持できれば、不可能には見えない。


【関連記事】
韓国反応:邦本ゴラッソの全北、事実上の決勝戦で蔚山を下して5連勝首位
韓国メディア:守備4人を溶かす邦本のワンマンショー、日本の東京オリンピック期待株に急浮上



Page Top

ブログパーツ アクセスランキング
    Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...