ベトナムメディアもイ・ガンイン叱責、「日・久保と対照的」
ベストイレブン
※一部要約
19日、イ・ガンインは愉快ではない試合をした。
スペイン・ラ・リーガで所属チームのバレンシアは敗れたし、自身は試合中に一発退場になってチクチクと厳しい視線を受けたからだ。
イ・ガンインの行動はその後、各国メディアからかなり叱責された。
今シーズンの退場は初めてではなかったし、レアル・マドリードのセルヒオ・ラモスへの足蹴りは負傷を誘発するほど危険に見えたためである。
スペインメディア<アス>は「不安そうだ」として、イ・ガンインの現状を冷静に指摘したりもした。
イ・ガンインを批判する行列にはベトナムメディアも合流した。
ベトナムを代表するオンラインメディア"VNエクスプレス"は「イ・ガンインがレッドカードを受けたのは今回が初めてではない。晴れはラモスを倒した後も、審判に不公平だという反応を示した」として、「2019FIFA U-20ワールドカップのゴールデンボールであるイ・ガンインは、シーズン序盤のヘタフェ戦で得点を成功させたりもした。だがイ・ガンインのイメージはマジョルカで上手くプレーしている久保建英とは違い、ますます悪化している」と評した。
イ・ガンインは出場時間に比べてイエローカードとレッドカードを受ける回数が多い方である。
2019-2020シーズンはまだ600分をプレーしてないにもかかわらず、3枚の警告と2回の退場を経験した。
明らかにもう少し慎重を期してプレーする必要がある。
そうでなくてもイ・ガンインと同様にアジアから渡ってきた日本の久保という有望株がスペインでプレーしているせいで、彼の退場はなおさら目立って見えるしかない。
イ・ガンイン、退場でシーズン終盤"暗雲"…先を行く久保
OSEN
※一部要約
日本の同年齢選手、久保の今シーズンの歩みと比較すると、心残りがさらに大きくなるしかない。
久保は今シーズンを前に、レアル・マドリードのユニフォームを着た。
レアル1軍では機会を掴めなかったが、ラ・リーガ所属のマジョルカにレンタル移籍してチームの主軸に浮上した。
シーズン開幕前、2人の競争でイ・ガンインが久保をリードしていた。
去年行われたFIFA U-20ワールドカップでイ・ガンインは、韓国を準優勝に導いて大会最優秀選手に与えられるゴールデンボールを受賞した。
一方、久保は大会に参加しなかったし、新たに移籍したレアルでポジションを取ることができなかった。
1年が経って状況は180度変わった。
久保はラ・リーガ内で指折りの若い才能と評価されているが、イ・ガンインは潜在力を発揮できず、意欲だけが先走る選手と映っている。
日本サッカーファンはもう、久保とイ・ガンインを同じ線上で見ることに不快感をあらわしている。
イ・ガンイン退場のニュースを伝えた日本メディア"ヤフージャパン"の記事で、久保は精神的にイ・ガンインより成熟しているというコメントが多くの共感を受けた。
バレンシアの選手に対して友好的な評価をする地元メディアの評価も否定的だ。
現地メディア"スーペル・デポルテ"は、イ・ガンインのファールについて「とんでもない行動」と批判して評点1を与えた。
不幸中の幸いで、イ・ガンインは1試合だけ欠場することになった。
ラ・リーガ規定123条の"試合中の暴力"行為に違反、スペインサッカー協会から1試合の出場停止を受け、次のオサスナ戦に出られなくなった。
イ・ガンインが今シーズン終盤の出場機会を再び掴むことに、暗雲が立ち込めたのは否めない事実である。
9試合を残している状況で、バレンシアは勝ち点43で8位に留まっている。
UEFAクラブ対抗戦の出場を狙っているだけに、終盤に進むほどアルベルト・セラーデス監督の構想から除外される恐れがある。
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