キム・ボギョン「10ゴール10アシストが目標」…「Jリーグの成長を見て刺激」
KBS
※一部要約
「10ゴール10アシストを上げてこそ、トレブル(Kリーグ・AFCチャンピオンズリーグ・FAカップ優勝)の目標を達成できそうです」
3年ぶりに実家チームの全北に帰還したキム・ボギョンが明かした2020シーズンの目標である。
キム・ボギョンは昨シーズン、蔚山で何と22の攻撃ポイント(13ゴール9アシスト)に、リーグ最多の7回の決勝ゴールを放ってKリーグ1最優秀選手になる栄光を手にした。
それから蔚山とのレンタル契約が終わったキム・ボギョンの次の行き先は、冬の移籍市場の熱いイシューの一つだった。
キム・ボギョンは全北と蔚山で悩んだが、最終的に全北を選んだ。
蔚山でこれまでの浮沈を克服し、Kリーグ最高の星として華やかに復活しただけに、キム・ボギョンは全北移籍を簡単には決められなかった。
だが全北の強い求愛がキム・ボギョンの心を変えることに成功させた。
キム・ボギョンは「蔚山を去るという心残りは大きかったが、全北は私とともにするという意志が強くて、全北行きを選ぶことになった」として、「全北の3大会優勝(トレブル)の目標にも惹かれた」と説明した。
キム・ボギョンは2016シーズンから約2シーズン全北で活躍し、2016年に全北がアジアチャンピオンズリーグ優勝カップを掲げることに貢献した。
2020シーズン、全北のトレブル達成の鍵はまさにアジアチャンピオンズリーグ優勝。
最近は中国スーパーリーグと日本Jリーグのチームが、攻撃的投資によりアジアチャンピオンズリーグの舞台で好成績をおさめているからだ。
実際、"Kリーグディフェンディングチャンピオン"全北は12日、全州で行われたJリーグチャンピオン横浜とのGL初戦に2対1で敗れた。
水原もホームでヴィッセル神戸に1対0で敗れるなど、KリーグチームはJリーグチームとの自尊心対決で力を発揮できなかった。
キム・ボギョンは横浜戦でチョ・ギュソンの挽回ゴールをアシストし、成功的な復帰戦を行ったが笑えなかった。
キム・ボギョンはJリーグについて「細かなビルドアップサッカーにすごく投資をしているリーグ」として、「今回の対戦を通じてJリーグの成長が感じられた」と評価した。
最近のJリーグは世界的サッカースターのイニエスタなどを獲得するなど、攻撃的投資で競争力を強化している。
Jリーグは最近の3シーズンで2回(2017年の浦和レッズと2018年の鹿島アントラーズ)もアジアチャンピオンズリーグの頂点に上がる底力を発揮した。
キム・ボギョンはそれについて「中国リーグだけを見ても、投資がアジアチャンピオンズリーグでの好成績に繋がっているのがわかる」として、「Kリーグも良い選手が多いリーグなので、もう少し多くの投資がされれば競争力を強化できると思う」と明かした。
また、今回の初戦で刺激を受けたとして、「私たちが至らなかったという点を認め、次の対決では違う結果を出さなければならないというモチベーションができた」と語った。
キム・ボギョンは去年12月4日、KBS"スポーツニュース9"に出演して、ヨーロッパ派のスターがKリーグに復帰すればリーグの興行の大きな力となれると明かしたことがある。
今回のキ・ソンヨンのKリーグ復帰霧散については言葉を控えたが、「個人的に残念だし、選手本人が帰りたがっていたのに来られないのは珍しいようだ」と語った。
キム・ボギョンは全北ファンに「今年はチームの目標であるトレブル達成のために最善を尽くすので、Kリーグが開幕したら全州城にたくさん来てほしい」と声援を頼んだ。
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