"Kリーグ復帰霧散"キ・ソンヨン、警告込められた心境「弄べば傷つく」
ソウル新聞




※一部要約

Kリーグ復帰が失敗に終わったキ・ソンヨンが意味深な文を残した。

キ・ソンヨンは11日、自身のインスタグラムストーリーで「嘘で私を傷つけるなら、私も真実で傷つけることができる。私を弄ぶな。私が弄びだしたらあなたも良くないだろう」という内容の文を英文で載せた。





先にキ・ソンヨンのKリーグ復帰が失敗に終わったというニュースが伝えられ、国内ファンを落胆させた。
キ・ソンヨンの所属会社C2グローバルはこの日、「FCソウルと全北現代の両クラブとの交渉を終了する」として、「今シーズンにKリーグに復帰することは、極めて特別な変数が起きない限りはないだろう」と伝えた。

キ・ソンヨンのインスタグラムストーリーの文は、Kリーグ復帰が失敗に終わったこのような状況について、話せなかった内部事情があるものとみられる。
怒りと警告の意味が込められ、交渉の背景に気がかりが高まっている。

最近イングランド・プレミアリーグのニューカッスル・ユナイテッドとの契約を解除したキ・ソンヨンは、国内復帰を打診していた。


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全北がキ・ソンヨンを諦めた理由「良くない先例になる」
スポTVニュース




※一部要約

キ・ソンヨンのエージェント社C2グローバルは11日、報道資料で「キ・ソンヨン選手はFCソウルと全北現代の両クラブに、2020年2月10日付けで交渉の終了を告知しました。これは善意で打診したKリーグ復帰が、両クラブをはじめとしてKリーグ全体に混乱を与えかねない事態に広がっているという状況認識によるもの」として、「今シーズンのKリーグ復帰することは、極めて特別な変数が起きない限りはないだろう」と明かした。

極めて特別な変数というのは結局200万ユーロ(約26億ウォン)という国内他クラブ移籍時の補償金である。
ソウルは2009年にキ・ソンヨンがセルティクへ移籍した当時、300万ユーロの移籍金を受けたが、そのうちの一部をキ・ソンヨンに支給し、国内復帰時にソウルへ戻ることを契約に明示した。

引退前にKリーグでプレーしたいとう熱望が強かったキ・ソンヨンは、具体的なチームを明かさずに打診可能なKリーグチームを噂を頼りに探した。
全北現代と蔚山現代でプレーする選手に意見を聞いたことがわかった。
実際の接触は、資金力を備えている全北とした。
全北はキ・ソンヨンにKリーグ歴代最高待遇を提示した。

交渉が順調に行われていたなかで、ソウルに支給しなければならない補償金があるという事実が明らかとなった。
ペク・スングォン全北団長は「補償金の存在を知って一歩後退した」と述べた。
全北は補償金をソウルに支払うのは難しいと言った。
金がないのではなく、良くない先例になりかねないという点からだ。

ペク・スングォン全北団長は「金額の規模が大きいというのも問題だし、移籍金ではなく補償金を支払うということも問題」として、「金額が合理的な水準なら検討したが、そのような水準ではなかった。移籍金ではないのにあれだけの金額の補償金を支払って連れてくれば、今後他のチームも選手を海外に送って同じ条件の条件を入れることがあり得る。こういう取引が成立すれば、良くない先例になりかねない」として、キ・ソンヨン獲得を最終的に諦めたと明かした。

ペク・スングォン団長は「あれだけの金額の補償金は、実質的に移籍金が発生するようなものだ。キ・ソンヨンはニューカッスルと契約を解除したので自由契約選手である。なのに以前の所属チームにあれだけの金を支払って獲得しなければならないのは、国際サッカー連盟の自由契約制度に相反することである。補償金はキ・ソンヨンとソウルの問題であり、他クラブが解決できない問題だ。それが成されれば良くない先例になる」と強調した。

補償金の条項はいつまでも有効なため、キ・ソンヨンが引退する前にKリーグでプレーする姿を見るのは事実上難しくなった。

キ・ソンヨン側は10日に交渉終了を通知したが、FCソウルは11日午前までキ・ソンヨン側を説得していたことがわかった。
FCソウルの高位関係者は「交渉というのを置いといて、継続してキ・ソンヨン選手側と話をした。様々な報道が出てきたが、初期の交渉過程で侮辱感を与える表現や対話はなかった。交渉の過程で希望条件を合わせるのが難しいという状況はあり得るが、誤解があるみたいだ。私たちもキ・ソンヨン選手が復帰できなくて残念」と述べた。

C2グローバルは「キ・ソンヨン選手はKリーグ復帰霧散について非常に落ち込んでおり、これを期待していた国内サッカーファンの皆さんに非常に申し訳ないと思っている」と付け加えた。
Kリーグ移籍市場に歴代級の活気を起こしたキ・ソンヨンのKリーグ復帰交渉は結局、最悪の結末で終わった。
キ・ソンヨン側は現在、アメリカや中国、中東(西アジア)のクラブと交渉していることがわかった。




"Kリーグ復帰決裂"キ・ソンヨン、今後の行き先はアメリカ-中国に"圧縮"
スポーツ朝鮮




※一部要約

ソウルは当初、復帰の交渉でキ・ソンヨンが来年くらいにソウルへ来ることを望んだ。
2020年のシーズンに備えて選手団の体系を整えた状況であり、ポジションの重なるキ・ソンヨンをいきなり受け入れるのは容易ではなかった。
その過程でキ・ソンヨンの心が大きく傷ついたことがわかった。
自分が"鶏肋"だという雰囲気に大きく傷ついた。

その後、キ・ソンヨン側は全北に入団の可能性を打診した。
全北はキ・ソンヨンの意を受け入れ、肯定的な雰囲気を形成した。
全北はキ・ソンヨンに最高待遇を約束した。
キ・ソンヨンもソウル優先から全北行きに心が傾いた。
だがソウルが再びキ・ソンヨンを強く望み、雰囲気が変わった。
この過程で、セルティック移籍当時にキ・ソンヨンが移籍金の一部を受領し、違約金があることもわかった。

ソウルは再びキ・ソンヨンとの交渉の窓口を開き、継続的にキ・ソンヨン側を説得した。
ソウルは当初の提示額より多い金額を提示した。
キ・ソンヨンの気持ちを変えるため、積極的に交渉を展開した。
だが結局、キ・ソンヨンの気持ちを変えられなかった。
キ・ソンヨンは自分のせいで論難が広がり、Kリーグが混乱に陥ることに負担を感じた末、海外リーグ再挑戦を選んだことがわかった。

ヨーロッパ移籍市場の門が閉まった今、現実的にキ・ソンヨンが行けるところはアメリカ・メジャーリーグサッカー(MLS)、中国スーパーリーグに圧縮することができる。
もう一つの岐路だった中東、そのうちアラブ首長国連邦やカタール、サウジリーグはすでに移籍市場が終わった。
アメリカの舞台は最近、スーパースターの晩年の行き先として脚光を浴びている。
リーグレベルもずいぶん上がってきた。
英語が堪能なキ・ソンヨンにとっては、気楽に暮らせる舞台である。
MLSは12日から移籍市場が始まる。
リーグ開始まで時間があり、体を作ることでも良い。

中国もオプションの一つである。
中国はリーグ開幕が遅れ、4月まで交渉できる。
中国はかなり前からキ・ソンヨンを欲しがっていた。
最近までニューカッスルで一緒だったラファ・ベニテス監督の大連一方が関心を示し、中国メディアで天津天海など数クラブと交渉をした事実が伝えられたりもした。
だが最近の中国はコロナウイルスの問題で苦しんでおり、中国の国全体が景気低迷で以前のような金使いをしない雰囲気なので、キ・ソンヨンの興味を満足させられるかは未知数だ。


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