慶南FCのソル・ギヒョン新監督「邦本の引き留めは難しい、本人がKリーグ1でのプレーを望んでいる」

2019-12-27

慶南FCが新たな司令塔に2002ワールドカップの英雄ソル・ギヒョン監督招聘
マネーS

※一部要約

慶南FCが来シーズンのチームを率いる司令塔に、2002ワールドカップ4強の主役であるソル・ギヒョン監督を慶南FC第8代監督に選任した。

ソル・ギヒョン監督は1979年生まれで、2002韓日ワールドカップ4強神話の主役であり、選手時代に国内はもちろんプレミアリーグで活躍するなど、韓国サッカーの地位を一段高めた。

また、国内に復帰してからKリーグで選手としての最後を飾り、サッカーファンに強い印象を残した。

ソル監督は引退後に指導者の修行に出て、大学サッカーで優れた成績をおさめて期待を受け、指導者としても資質の検証を受けた。
その後は去年に城南FCの戦力強化部長を引き受けて行政の経験も積んだ。

慶南FCのクラブオーナーであるキム・ギョンス知事は「慶南FCが今後どのような外部環境にあっても揺れないクラブ体系を備え、生活スポーツとエリートスポーツの善循環構造とともに、幼少年育成システムを強化していく」として、「観客とファンが一緒となり、訪れて楽しめる道民クラブに再跳躍する」とした。

ソル監督は2002・2006ワールドカップで主戦として二度出場するなど、10年間ずっと代表として活躍した韓国サッカーのレジェンドだ。

特に2002ワールドカップのイタリアとの16強戦では、奇跡のような同点ゴールを炸裂させて、韓国の8強進出の決定的な殊勲を打ち立てて一躍国民的英雄に浮上した。

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"慶南新任監督"ソル・ギヒョン、「目標は当然昇格、邦本残留難しい」
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※一部要約

27日、昌原サッカーセンターで記者会見を行い「前任のキム・ジョンブ監督に感謝の言葉を差し上げる。私を選んでくれたキム・ギョンスクラブオーナーにも感謝する。慶南を含めて、幼少年までしっかり成長できるようにチームをしっかり導く」と就任の所感を語った。

ソル・ギヒョンの就任は驚きだった。
慶南とどのような交感があったのか尋ねると「様々なオファーがあった。いきなり慶南からオファーが来て、選択した。慶南を選んだ理由は、キム・ジョンブ監督がいたときに印象的な競技力があったから。好感があった。成均館大（※の監督）当時、慶南の方へキャンプに来て良いという感じがあった。家にも近い」と答えた。

「2部から始まるが可能性はある。指導者としての経験は少ないが、選手として経験をかなりした。そのような部分をしっかり活かせると判断した。自信があった。慶南監督の決定にはそれほど長い時間はかからなかった」と語った。

Kリーグ2で最も警戒するチームはどこか。
ソル監督は「済州や大田は投資を積極的にするチームだ。相手にするのが難しいだろう。そういうチームとの競争が重要だ。だがトーナメント大会ではなくリーグである」として、「作りたいチームは組織的なチームだ。サッカーは一人ひとりの能力も重要だが、選手をどう動かすかも重要である。自分たちがなぜこのチームに戦術を使うのかを理解させなければならない。監督はすべてのディテールを知っておかなければならない。戦術的にどう解決しなければならないか、細かく指導したい」と今後の構想を語った。

邦本は守ることができるだろうか。
ソル・ギヒョン監督は「本人がKリーグ1でプレーすることを望んでいる。残念だ。おそらく私たちが望んでも引き留められる状況ではない。守るのは難しいだろう」と邦本との別れを事実上認めた。

最後に「サッカーを上手くするのも重要だが、慶南のファンはサッカーがすごく好きだ。たくさん昌原サッカーセンターに訪れてくれるよう交感するだろう。楽しめる文化を作りたい。大邸FCのような良い模範事例がある。私たちは十分良いサッカーができる」と記者会見を締めくくった。