オ・ジェソク「FC東京でサッカーをする面白さを改めて感じた」 [GOAL現場インタビュー]
ゴールドットコム
※一部要約
2019年、日本を代表する2都市である大阪(ガンバ大阪)から東京(FC東京)にレンタルに発って所属チームを移したオ・ジェソクは、それから自分のメインポジションではない左SBで11試合出場し、チームの優勝争いに貢献した。
33ラウンドまで終わったなかでFC東京の勝ち点は64。
現在1位の横浜は67。
両チームの得失点差が7で決して小さくないが、最終戦で4ゴール以上を記録すれば、優勝の行方は最後までわからない。(FC東京は6月の対決で横浜に4-2で勝利した)
浦和レッズ戦でチームの主戦左SBが累積警告で次の試合に出られない状況になり、オ・ジェソクはその試合でプレーすることが確実視されている。
FC東京の史上初のリーグ優勝挑戦が最後に1試合にかかっているなか、FC東京のホームである味の素スタジアムで会ったオ・ジェソクは、明るい様子で「サッカーをする面白さを改めて感じた」と語った。
ゴールドットコム:今シーズン、FC東京にレンタルされてから11試合を消化し、ほとんど(自分のメインポジションではない)左SBでプレーしました。FC東京で過ごしたシーズンについての全体的な所感は?
オ・ジェソク:とても良いチームに来たという考えにかなりなりました。また、自分にとってもすごく必要な変化でした。チームが1位を走っている状況で来たし、途中にラグビーワールドカップで3ヶ月間ホームを使えない状況も経験しました。最近の2試合で勝てずに(引き分け)惜しい部分もありました。
しかし全体的には、私はもう30歳ですが、改めてサッカーをする面白さを感じました。FC東京の左SBが負傷して主にそのポジションを消化しましたが、特にチームメイトからチームの一員と認められたという感じが本当に良かったです。今日の試合も私がプレーしないので、同僚の選手が「ジェソクのためにも勝とう」と言ってる姿を見て、本当にこういうチームもあるんだなとも思いました。
ゴ:今シーズンは残り1試合ですが、来シーズンの計画は?
オ:まだ決まっていることはなく、ひとまずシーズンを上手く終えて、ゆっくり考えてみる問題のようです。東京と大阪の両クラブと一緒にしっかり議論する予定です。
ゴ:リーグ優勝の可能性はまだ残ってますが、同時に4ゴールが必要な状況です。
オ:もちろん難しい試合になるでしょうが、まだ諦めてません。そういう覚悟で最後の試合に臨む予定です。("直接1ゴール決めないといけませんね"という問いに)1ゴール決められると良いですね(笑)。
ゴ:応援しているファンに一言。
オ:KリーグもJリーグも最後です。もうACLは確定したので、ACLの舞台でKリーグのチームとも会って、韓国のファンの方々にもまた会いたいです。
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