約束を守ったユ・サンチョル…"生存王"仁川、また生き残った
ソウル経済
※一部要約
1部リーグ残留の生き残りをかけた断頭台マッチで、仁川ユナイテッドとユ・サンチョル監督が笑った。
ユ・サンチョル仁川ユナイテッド監督が"Kリーグ1残留"の約束を守った。
創立から一度も降格したことがない仁川は、来年もKリーグ1に参加する。
仁川は30日、昌原サッカーセンターで行われたKリーグ1・2019ファイナルB最終38ラウンドの遠征試合で、慶南と血戦の末に0-0の引き分けを記録した。
この試合の前まで勝ち点33で慶南に勝ち点1リードの10位だった仁川は、勝ち点1を加えて勝ち点34を記録、1部リーグに残留した。
ユ・サンチョル監督が膵臓がん闘病の事実を明かしてから最初の試合だった24日に尚州尚武を2-0で倒して生き残りに一歩近づいた仁川は、2試合を無敗で"生存王"の底力を誇った。
一方、昇降プレーオフに押し出された慶南は来月5日と8日にホーム・アンド・アウェイで釜山と薄氷の勝負を繰り広げることになった。
仁川は来年もKリーグ1…ユ・サンチョル監督「強い生存の情熱で残留した」
MKスポーツ
※一部要約
「簡単ではないが自信はあった」
仁川ユナイテッドのKリーグ1残留を導いたユ・サンチョル監督が明るく笑った。
5月にユ監督が就任した当時、仁川は1勝(3分け7敗)しかおさめられずに最下位だった。
だがユ監督の指揮の下、6勝10分け11敗をおさめて反騰に成功した。
ユ監督は試合終了後に行ったインタビューで「実際、簡単ではないシーズンだった。だが十分やれるという希望を見ていた。選手が厳しい条件の中で熱心にやった。生き残ろうとする情熱がいっぱいだったので、残留すると自信を持っていた」と所感を明かした。
最後まで安心できなかった。
慶南の波状攻撃に仁川は精一杯耐えなければならなかった。
危険千万な瞬間が何度もあったが、天は仁川を助けた。
ユ監督は「選手は私のためにプレーするのではない。プロサッカー選手としての責任感と所属感を持って仁川ファンのためにプレーした。だから良い結果を得た。すべての選手を讃えたい」と語った。
[SPO Talk] 残留を導いたユ・サンチョル監督「約束する、乗り越える」
スポTVニュース
※一部要約
この日、仁川ファンはバス16台を動員して応援に来た。
概算して600人余りである。
ユ・サンチョル監督は「アウェイの試合じゃないみたいだった。選手は遠征試合をすると気後れするかもしれないのに、ファンの方々が一緒で臆さなかった。本当に感謝を申し上げる」と明かした。
危機もあった。
仁川が試合終盤に邦本のシュートを防ぐ過程で、ボールがDFの手に当たった。
主審はVARを宣言し、原審を維持した。
ユ・サンチョル監督は「率直にPKかと思って心配した。だがどんな決定になっても頷いていただろう。ただ、どうしてそういう判定になったかは尋ねただろう」とした。
ユ・サンチョル監督は最近、膵臓がん4期という事実を明かした。
仁川ファンはもちろん、サッカー界がユ・サンチョル監督の快癒を祈っている。
ユ・サンチョル監督は「どんな結果になるか、また奇跡があるかわからない。だがファンの方々との約束を守る。意志を持って困難でも乗り越える。最善を尽くすという約束を申し上げる」と明かした。
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