サッカー統合中継権ジャックポット炸裂するか…最低入札額250億ウォン
NEWSIS

※一部要約
サッカー界が野心的に推進中の統合中継権事業がジャックポットを炸裂させられるか。
雰囲気は悪くない。
大韓サッカー協会と韓国プロサッカー連盟は最近、代表戦とKリーグ1・2の統合中継権事業者の選定のため、公開入札に乗り出した。
公正で透明な過程のために、外部機関のサムジョン会計法人に入札主管を任せた。
入札最低提案金額は年間250億ウォンである。
今年の大韓サッカー協会(100億ウォン)と韓国プロサッカー連盟(60億ウォン)の合算中継権料の160億ウォン(以上推定値)より、90億ウォン近く増した金額だ。
協会と連盟は今年までに中継権事業者の選定を終える計画である。
応募資格は放送局に限らない。
コンソーシアムを組むのはダメだが、ポータル、通信社、ケーブル、海外企業、エージェンシーなど、応募可能な業者の範囲を大きく拡大した。
選ばれた業者は来年から最低4年以上、(※A)代表を含めた各級年代別代表の試合はもちろん、オールスター戦を除くKリーグ全試合の中継放送および第三者に再販売できる独占的権利を行使できる。
例えば海外企業が中継権を取った後、それを地上波やポータル、ケーブルチャンネルなどと交渉して中継権を再び売ることができる形態だ。
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協会と連盟の協業は、サッカー中継権の価値が現実的ではないということから出発した。
今年の代表とKリーグの中継権料は、10年前と特に変わっていないというのがサッカー人の説明である。
隣国日本のJリーグは、2017年にDAZNと10年間で年間2200億ウォンという破格的な契約を結んだ。
中国スーパーリーグは規模がさらに大きい。
スーパーリーグはCSMと年間2600億ウォンの契約を維持している。
韓国よりリーグレベルの落ちるタイリーグもやはり、2021年からDAZNと年間777億ウォンの契約を始める。
これらはすべて代表戦が抜けた契約だ。
市場規模の小さい韓国では、そのような超大型の大当たりを味わうのは事実上不可能だが、現中継権料が低価格に策定されているのを否定するのはやはり難しい。
連盟の関係者は「アジアの他のリーグに比べて、Kリーグの中継権の価値が過小評価されているのは事実」として、「今回の交渉は代表と連携してKリーグの価値を再創出するチャンス」と説明した。
現在の韓国サッカーは久しぶりに好材料を経験中である。
去年のロシアワールドカップを起点に急上昇したA代表の人気は依然として冷めるとは考えられず、各級年代別代表もやはり多くの関心をともに集めている。
連盟が主管するKリーグは、昇降制導入後の最高の興行スコアを予約している。
そのような理由のためか、締切日(来月6日)までにまだ余裕があるのに、すでに少なくない企業などが中継権の確保に関心を示している。
また、別の連盟の関係者は「地上波、総編(※総合編成チャンネル)、ケーブル、通信社、海外企業など、20の業者から提案要請書を受け取った。その中から10くらいの業者が具体的な参加の意思を持っていることがわかっている」と耳打ちした。
サッカー界は加熱競争が価値上昇に帰結することを望んでいるようだ。
250億ウォンを越えるという、バラ色の見通しも出ている。
当該の業務を担当している大韓サッカー協会の関係者は「思ったより色んな業者からの問い合わせが多く、資料の準備に多くの時間を要している」と雰囲気を伝えた。
嵜本 晋輔 KADOKAWA 2019年02月01日