"父兄暴行疑惑"チョン・ジョンソン監督、待機発令中にも父兄動員で"酒席"
アジア経済
※一部要約
父兄への性的暴行と横領の疑惑を受けているチョン・ジョンソンソウル彦南高等学校サッカー部監督であり、韓国高等学校サッカー連盟会長が、無期限の待機発令を受けている状態でも、選手の父兄に酒席を設けるようにしていたことがわかった。
25日にKBSは、チョン監督が11日に開幕した全国高校サッカー大会が行われた慶南陜川のある旅館で、父兄と数回酒席を設けたと報じた。
大会が始まってからはほぼ一日も欠かさず、深夜まで酒席があったというのが父兄の説明である。
食事と酒のすべてを父兄が用意したことがわかった。
チョン監督は現在、横領と性的暴行の疑惑により、学校では待機発令の状態である。
高校サッカー連盟では会長職務が停止している状態だ。
だが父兄は依然としてチョン監督の影響力を恐れていると伝えられた。
ある父兄は「目をつけられたら子供が試合でプレーできないかと思って…リーグの時間をすべて(※プレーして)満たさなければ、大学に入るのにも問題がある」と説明した。
これについてチョン監督側は「父兄ではなく知人との酒席」と釈明した。
チョン・ジョンソン「性的暴行・横領の事実は無根…証拠のない懲戒は協会の悪巧み
MKスポーツ
※一部要約
横領と性的暴行の疑惑を受けているチョン・ジョンソン韓国高等学校サッカー連盟会長が潔白を主張し、大韓サッカー協会の懲戒の手続きにも強く反発した。
チョン・ジョンソン会長側は26日、「6ヶ月間警察が捜査して、メディアに報じられた横領および性的暴行の疑惑はまったくの事実無根」として、「警察は入試の不正や横領などについていかなる証拠も見つけられなかったので、性的暴行の疑惑で身元晒し式の捜査をしている。虚偽情報の提供から始まった"誤った捜査"、被疑者の人権を踏みにじる"人権抹さつ的な捜査"、単に私を捕まえるための"標的捜査"、"請託捜査"と断定する」と主張した。
特に性的暴行に関しては「明白な虚偽や、虚偽報道をしたメディアや記者に責任を問う」と強硬に出た。
続けてチョン会長側は「自分を性犯罪者と言った父兄4人を、誣告および名誉毀損で22日にソウル中央地裁に告訴した」と付け加えたりもした。
また、この日の大韓サッカー協会公正委員会開催について「公正委員会の規定は証拠優先の原則を定めてある。いかなる証拠も提示されてないし、現在まで警察の捜査を通じても何の証拠も出てない状態で、疑惑だけで懲戒を決めることはできない」として、「起訴すらされてない状況で公正委を開催するのは不当」と主張した。
続けて「今回の捜査は、2020年にある大韓サッカー協会会長選挙で、反対人である自分を排除しようとする陰謀に見える」として、「協会の悪巧みの言いなりにはならず、堂々と向かい合って無罪を証明する」と明かした。
サッカー協会、"性的暴行疑惑"チョン・ジョンソン高等連盟会長を永久除名
マイデイリー
※一部要約
KFAは26日午後2時にサッカー会館で公正委員会を開き、現在職務停止中のチョン・ジョンソン韓国高等学校サッカー連盟会長を、性的暴行に関する規定違反を理由に永久除名すると明かした。
KFA公正委員会は「チョン・ジョンソン会長は弁護人を通じて提出した釈明書で関連の事実を否定したが、セクハラ・性的暴行禁止の関連指針によって被害を主張する当事者と面談、被害者の国選弁護人の出席陳述などを基に、チョン会長に懲戒を下すのに十分な証拠があると判断した」として、「事案の重大さを考慮し、永久除名という重い懲戒を決めた」と明かした。
KFAの永久除名はサッカー行政家、指導者、監督官、エージェントなど、サッカーと関するすべての活動が禁止されることを意味する。
チョン・ジョンソン会長は公正委に参加しなかった。
協会の関係者は「チョン会長に、釈明するつもりがあるなら公正委に出席するよう要請したが、参加しなかった」と明かした。
KFAは今回の事件が入試と密接に関連しているという点を痛感し、"大学進学の不条理根絶"のための制度改善方案を用意する計画である。
KFAは成績至上主義を脱し、創造的で楽しむサッカー文化を定着させるため、学院サッカーに関する改革を持続的に推進する予定である。
【関連記事】
・韓国メディア:韓国サッカー界で相次ぐ警察の捜査…腐肉をえぐり出す覚悟はあるのか